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ヌビアの日本参入第1弾「RedMagic 5」は充実のゲーミング機能が魅力

2020年07月31日 12時00分更新

 ZTE系のスマートフォンメーカー、ヌビアテクノロジーが日本市場に向けて、初めて正式に投入したのが、ゲーミングスマートフォン「RedMagic 5」だ。非常に高い性能を誇り快適なゲームプレイに特化した端末だが、海外の公式サイトからのみの販売で、価格も628ドル(約6万6000円)からと円ではなく、購入しづらい印象がを受けるのも事実。

 では一体、RedMagic 5は日本のスマホゲーマーがどこまで満足して使える内容に仕上がっているのだろうか。実際に試してみたのでその内容をレポートしよう。

ノッチなし・フラットな画面でゲームにこだわり

 まず本体サイズを確認すると、ディスプレーサイズが6.65型で約78×168.56×9.75mm、重さは218gと、厚くて重いものの、サイズ感は一般的なハイエンドスマートフォンと大きく変わらない。

「RedMagic 5」の本体前面。前面からの見た目は通常のスマートフォンと大きく変わらない

 とはいえ、RedMagic 5はゲーミングスマートフォンということもあって、デザインは通常のスマートフォンとは大きく異なる。特に本体背面のデザインは、「REDMAGIC」のロゴが光るなどいかにもゲーマー向けといったデザインに仕上げられている。

本体背面は持ちやすさのためやや丸みを帯びている。デザインはいかにもゲーミング向けという印象だ

ゲーミングデバイスは欠かせない“光る”要素ももちろん備わっており、背面の「REDMAGIC」のロゴが光る。光り方や色は設定で変更可能だ

 もう1つ、ゲーミングにこだわっていると感じるのが前面のディスプレー部分だ。RedMagic 5はディスプレー素材に有機ELを採用し、指紋センサーをディスプレーに内蔵するなどの仕組みは備わっているが、側面がカーブしたデザインは採用しておらず、フロントカメラもノッチやパンチホールではなく、あえてベゼルを設けて設置している。

ディスプレーはフラットで、フロントカメラはノッチやパンチホールもないので上下のベゼルがやや太いが、これはゲームプレイ時に邪魔になる要素を排するためだ

 側面のカーブはデザイン的に見れば綺麗で持ちやすくもなるのだが、ゲームの操作には意外と不便という声を少なからず聞く。またノッチやパンチホールも、純粋なゲームプレイにこだわるなら邪魔な存在でしかない。ディスプレーの表示部分に余計なものを排除したRedMagic 5は、それだけゲームプレイにこだわって作られているのだ。

 同様に、スピーカーを本体底面だけでなく前面上部に用意しているというのもこだわりを感じさせるポイント。ステレオサウンドでゲームが楽しめるだけでなく、両手で持った時に右側(底面)のスピーカーを手でふさいでしまっても、前面のスピーカーで音を聴きながらプレイができるからだ。3.5mmのイヤホンジャックが備わっているという点も、遅延のないサウンドにこだわる人にはうれしい仕様といえるだろう。

本体上部には3.5mmのイヤホン端子も備わっているが、こちらもゲームプレイを阻害する音の遅延を避ける狙いが大きいと考えられる

性能は最高クラスでゲームもバリバリ動く

 ゲームプレイに対するこだわりは性能からも見て取ることができる。チップセットにはクアルコムの最新チップセット「Snapdragon 865」に加え、8GBまたは12GBのLPDDR5 RAM、128GBのUFS 3.0ストレージを搭載しており性能に強いこだわりを見せていることが分かる。

 試しに同等の性能を持つ「AQUOS R5G」とベンチマーク比較をしてみたのだが、結果としてはほぼ同等の数値を記録していた。ただAQUOS R5Gは値引きなしで約11万円(NTTドコモの場合)であることを考えると、それより4万円安く購入できるRedMagic 5のコストパフォーマンスは驚異的といえる。

RedMagic 5における「Geekbench 5」の結果

RedMagic 5における「3DMark」(Sling Shot Extreme)の結果

AQUOS R5Gにおける「Geekbench 5」の結果

AQUOS R5Gにおける「3DMark」(Sling Shot Extreme)の結果

 反応速度がものを言うゲームプレイでは、ディスプレーの描画やタッチの反応も重要な要素となってくる。この点もRedMagic 5は抜かりなく、ディスプレーのリフレッシュレートを最大144Hzにまでアップした滑らかな表示を実現するほか、タッチサンプリングレートも240Hzに向上させ、より正確な操作を実現。国内では144Hzのリフレッシュレートを実現した端末はまだ投入されていないだけに大きな優位点となるだろう。

 通信面に関しても、モバイルはデュアルSIM・5G対応、Wi-FiはWi-Fi 6に対応するなど非常に高い性能を持つ。5Gの対応周波数帯はn41とn78だが、国内ではn78を用いているドコモとauの5Gネットワークが利用できるかどうかはテストできていないので不明。

 またバッテリーも4500mAhと、長時間のゲームプレイにも対応できるかなりの大容量だ。付属のACアダプターを使えば18Wの高速充電も可能で、充電中は本体の冷却ファンが回って熱を抑える仕組みとなっている。

本体付属のACアダプターを使えば18Wの高速充電も可能だ

 もちろんこの冷却ファンは、ゲーム中に本体が熱くならないよう冷却するために備わっているもの。左側面に排熱口が用意されており、設定や、後述する「Game Space」でファンの制御変更も可能だ。

スマートフォンながら冷却ファンを内蔵しているというのも大きな特徴の1つ。本体左右の側面には排熱用のファンが用意されている

冷却ファンは設定で制御の設定変更も可能。本体が熱いと感じた時は「Fast cooling」に設定すればファンを最大速度で回し続けてくれる

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