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浜松町店限定で発売中

麵屋武蔵「冷製メーンポタージュ」技巧を詰め込んだ創作ラーメン

2020年07月17日 11時40分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

「浜松町 麵屋武蔵 浜松町店」限定「冷製メーンポタージュ」価格は税込1000円(~7月31日)

 湿度が高くモワンとした日々。清涼感がある冷製ラーメンはいかがでしょう。

 「浜松町 麵屋武蔵 浜松町店」では7月10日から期間限定で「冷製メーンポタージュ」を販売中。価格は1杯1000円(税込)です。

 ポッカサッポロの「じっくりコトコト冷製コーンポタージュ」を1缶まるまる使ったコラボ商品だそう。

 麵屋武蔵というと、私はガーナラーメンを食べた時の衝撃が忘れられません。ガーナチョコレートを使用した毎年やっているバレンタインデー向きの限定商品ですが、チョコ×ラーメンで「キワモノかな?」と思わせつつ、食べてみるとちゃんとおいしい。チョコの特性を活かしつつ技巧的にラーメンに落とし込んでいて、絶妙なハーモニーを生み出していました。ラーメンでこんなことができるのだ!と胸が震えた、そんな記憶。

 今回も「コーンポタージュ×ラーメン」と意外性ある組み合わせですが、麵屋武蔵ならやってくれるはず。

見た目の美しさにはしゃいでしまいます。グレープフルーツ、オレンジは甘酢漬け。

 「冷製メーンポタージュ」は、広めの皿に盛りつけられて登場。

 中央の鶏肉の上には、ネギ、大葉、キュウリなどの薬味。プチトマト、グレープフルーツ、オレンジなどが散りばめられていて、まるで宝石箱のよう。

 フレンチ料理のような見た目ではないですか。

コーンはポッカサッポロの「じっくりコトコト冷製コーンポタージュ」に入っているもの。

鶏だし、貝を使用した塩だれなどを合わせているため、見た目はコンポタですが、さっぱりした味。

 いただいてみますと、肝心のスープは、コーンの優しい甘味と共に、動物性のだしや塩味がしっかり。冷製コーンポタージュに、鶏だし、さらに貝を使用した塩だれを合わせているとのこと。「コンポタというとまったりしているのでは?」と想像していたところ、だしで奥行きを出しつつも引き締まったすっきりした味わい。

麺にもトウモロコシを練りこんでいます。

 麺にもトウモロコシの粉を混ぜ込んでいるというこだわりよう。ほのかに甘みを感じます。

「焼きもろこし豆腐」がおいしい!

 こちらのゴロっとした具材は「焼きもろこし豆腐」。とうもろこしのすり流しをお麩で固めた手間がかかったものだそう。食べてみると、炙った表面が香ばしく、食感はもちもち。コーンの自然な甘味が噛めば噛むほど出てきて有難い。そのままでも、おつまみとしておいしくいただけそう。

 焼きとうもろこし豆腐、精進料理のような「和」を感じました。今回の「冷製メーンポタージュ」のために取り入れたそうで、店長さんにきいたところ「中の者たちは食べに行くのが好きなので、和食屋さんに行ったときに思い付いたアイデア」だそう。

鶏肉の山椒焼き。

 鶏肉は山椒を使用した山椒焼き。山椒のピリリとした快い香りと共にいただけます。

 麺に千切りの白ネギ、キュウリなどの薬味が絡んできてシャキシャキ。食べ進めていくと、グレープフルーツ、オレンジの柑橘や酢が染み出てきて、スープに全体的に酸味が加わり後味さっぱり。

 薬味、トマト、果物の食感やみずみずしさをと共にとても爽やかにいただけました。

 見た目はフレンチで、食べてみるとところどころに和を感じる、ヘルシー感と清涼感ある一杯。麵屋武蔵ならではの技巧が光っていました。

麵屋武蔵らしい技巧が光る!

 店長さんいわく「これまでいろいろコラボはやってきましたけど、製品そのものを使用することはあまりなかった中、じっくりコトコト冷製コーンポタージュは、コーンの自然な甘味が出てラーメンに合わせやすく、そのまま飲んでもおいしいし調味料としてのポテンシャルを感じました。果物や薬味も入れ夏にぴったりな涼しげな一杯に仕上げました」とのことでした。

 創作的で他にはない一品です。7月31日までの期間限定ですので、浜松町に立ち寄る機会がある人は味わってみてはいかがでしょうか。


「浜松町 麵屋武蔵 浜松町店」
・住所:東京都港区浜松町1-29-6 浜松町セントラルビル 1F
・営業時間:11時15分~22時15分
     (偶数月第3土曜日 20時閉店)
https://menya634.co.jp/storelist/hamamatsuchou/

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ナベコ

酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪

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