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酒蔵の歴史背景を紹介する機能も

世界の日本酒ファンと酒蔵を繋げる日本酒版SNSアプリ「Sakeist」

2020年06月23日 15時00分更新

 Khariis(カリス)は6月23日、世界における日本酒の消費市場拡大およびプロモーションを目的として、海外の消費者・ソムリエと日本の酒蔵が繋がるiOS/Androidアプリ「Sakeist」(サケイスト)を公開した。

お酒・酒蔵についての画面

 Sakeistは、日本酒版SNSとして、ユーザーがスキャンしたお酒の画像がSNSのニュース・フィードのように表示され、自分が知らなかったお酒に出会えるという。どんな味わいの日本酒かわかるワイン・テイスティングを軸としたマトリックスを表示し、酒蔵のストーリーで造り手の歴史背景を紹介する。

レストラン検索機能や用語解説も備えるや

 地図検索機能も備え、日本酒を扱うレストラン検索できる。また、クイズを通じて「日本酒造り」に関する知識を学べる他、ラベルに記載される「山田錦」「あらばしり」「袋しぼり」など、日本酒特有の専門用語を検索可能。

 近年、日本酒の輸出市場は成長を続けているが、日本酒のラベルは多くの場合日本語で記載されており、ラベルの用語の意味を理解する消費者は海外においては極めて少ないという。また、海外で日常的に消費されているワインのように用語や味わいについて多言語で解説・紹介するツールや、世界のワイン業界において重要視されているワイナリーのストーリーのように、日本酒の酒蔵のストーリーを英語で紹介するツールが求められているという。同社は、このような課題を解決するために本アプリを企画した。

 言語は英語・日本語で、2020年以内にフランス語版をリリース予定としている。対応OSはiOS 10以上、Android 7.0以上。

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