PR TIMESは5月1日、「4 MEETS(フォーミーツ)プロジェクト - 出会うPR -」の、参加申し込みの受付を開始した。
新型コロナウイルス感染拡大にともなう緊急事態宣言を受け、休業せざるを得ない店や開店休業状態の事業者が増加している。人と会うことが制限されるなかで、特に小規模事業者は相談相手も限られ、「業態転換をどう知らせるか?」「再開時の告知をどうするか?」がわからず困るという問題が発生しているという。
また、全国のPRパーソンも、担当企業の予算縮小やイベント自粛を受け、仕事が減っているほか、「今PRを求めてくれる相手がどこにいるのか?」がわからず、貢献先を見失っているという問題も起きているとのこと。
4 MEETS(フォーミーツ)プロジェクト - 出会うPR -は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で休業や開店休業状態を余儀なくされている、飲食店・施設・教室などの小規模事業者向けに、無料でPRのプロから提案を受けられる機会を用意するもの。
フリーランスや従業員5名以内のPR事業者に属するPRパーソンには、各事業者への提案を1件3万3000円の仕事としてPR TIMESから依頼する。そして、その提案を実際に発表する際、事業者はPR TIMESにおいて無償でプレスリリースを配信できる。なお、誰でも見られる社会の共有資産とするため、事業者の相談とPRパーソンの提案は内容を公開する。
事業者側の申し込みはこちらから。審査後に事務局から連絡がある。具体的な相談内容を投稿した後、エントリーされたPRのプロから1社を選択。詳細ヒアリングを実施した後、PRパーソンからから提案を受け取れる。
PRパーソン側の申し込みはこちらから。審査後に事務局から連絡がある。プロジェクトチームに招待された後は、事業者相談の実績と志望動機を書いてエントリーする(1人あたり同時進行3案件まで)。選ばれた案件の詳細ヒアリング後、PR提案を提出する。相談内容と提案内容をFAQとして公開し、納品連絡フォームで事務局へ報告すると、後日依頼料が振り込まれる。
PR TIMESは、つくる人(事業者)と伝える人(PRパーソン)、PRメッセージを広める人(メディア)と受けとる人(ユーザー)という4者がつながり、今苦境にある人がひとりでも多く前を向ける状態を目指すとしている。その起点となる事業者とPRパーソンとの出会いに着目して、5月1日~2021年4月30日の1年間で最大1000件の案件を受け付けるとのこと。
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