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第⼀期は5⽉4⽇から東京でリモート開講

フルスタックエンジニアを3ヵ⽉で養成するシリコンバレー式カリキュラム

2020年04月30日 10時00分更新

卒業プロジェクトの発表(デモデイ)

 Code Chrysalis Japanは4月30日、アメリカ・シリコンバレー式のカリキュラムでウェブアプリやIoT、モバイル開発などフルスタック開発ができるエンジニアを3ヵ月間で養成する「Immersive(イマーシブ)」プログラムの日本語版を5月4日から提供開始すると発表した。新型コロナウィルス感染防止のため、第⼀期はオンラインで開催し、状況に応じてオフラインに変更する予定。

 Code Chrysalis(コードクリサリス)の3ヵ月集中プログラムImmersiveは、2017年7月3日から英語版がスタートし、これまで11回開講し100人の卒業生を輩出。卒業生の多くはGoogleやメルカリ、LINEなどのハイテクIT企業へ就職することができ、年収が62%アップしたという。

 本プログラムは、シリコンバレーのIT企業でも働けるレベルのエンジニアリングスキルを1日8時間、12週間(合計510時間以上)の授業で習得するもの。日本語の教材を使用し、日本語で授業をすることで、英語に不慣れな日本人受講生でもシリコンバレー式のプログラミング開発に触れられる。

 Code Chrysalis のImmersive プログラムでは、これまでのような専門特化型エンジニアではなく、フロントエンドからバックエンド、データベースなど複数のスキルを1人が網羅する「フルスタックエンジニア」を育成する。

チーム開発のワーク

 フロントエンドはReactやVueなど、バックエンドはNodeJsなど汎用的に開発に使用されているプログラミング言語のJavaScriptで学習する。カリキュラムでは、新しいテクノロジーや言語を積極的に取り⼊れ、何度も利用するため、卒業後は幅広い業界、職種での就業が可能になるという。

 受講者の3分の2はソフトウェア開発に携わったことがなく、また3分の1はエンジニア経験がないという。受講前に基礎的なプログラミング技術の習得は必要だが、エンジニア経験がなくても⼀線で活躍するスキルを習得できるとしている。

受講⽣プロフィール

受講⽣国籍

 Code Chrysalisには、日本、アメリカ、ヨーロッパをはじめ世界各国から受講生が集まっている。価値観や習慣の異なる受講生とチームになって開発するカリキュラムも含まれており、グローバルな環境でソフトウェア開発をするトレーニングも提供している。

 また、Immersiveプログラムには、プログラミング技術の習得だけでなく、IT企業に就職するための自己プレゼンテーションや履歴書のブラッシュアップ、面接指導が含まれている。Code Chrysalis には、Googleやメルカリ、NTT DATAなど有名ハイテクIT 企業から求人オファーが来ており、卒業生の就職斡旋もしている。

 Code Chrysalisの講師陣は、スタートアップのCTOやグローバルIT企業のフルスタックエンジニアとして活躍をしていたメンバーなど10人で構成。アメリカ、ドイツ、マレーシア、日本などスタートアップが盛んな複数の国で就労経験があり、世界で通用するための開発ノウハウを教えることも可能としている。

グローバルな環境で開発スキルを習得

「Immersive(イマーシブ)」プログラム

■開講時期
第⼀期:5月4日~7月24日
第⼆期:8月10日~10月30日、応募締め切り:7月13日
第三期:11月2日~2021年1月29日、応募締め切り:10月5日

■概要
・授業料:132万円(税込)、奨学金制度あり
・定員:24名
・入学試験:
1.オンラインでの基礎的なプログラミング課題を提出
2.面接で基礎プログラミング⼒やコミュニケーション力、読解力をチェック

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