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文句なしの性能、5G対応SIMフリースマホ「HUAWEI Mate 30 Pro」の実力をチェック

2020年04月17日 12時00分更新

ゲームプレイは申し分ないがゲームの少なさが難

 では、性能面はどうだろうか。スペックを見ると、HUAWEI Mate 30 Pro 5Gはチップセットに、ハイシリコン・テクノロジーのハイエンド向け最新チップセット「HUAWEI Kirin 990」を搭載。さらに8GBのメモリーと256GBのストレージを採用するなど、かなり高い性能を誇っていることが分かる。

 こうした高い性能が生きるのはやはりゲームだ。実際負荷が高いと思われるゲームをいくつかプレイしてみたが、高画質でも非常に快適なプレイが可能だった。しかも、HUAWEI Mate 30 Pro 5Gは性能の高さに加え、バッテリーを消費するがパフォーマンスを優先して動作する「パフォーマンスモード」が用意されていることから、負荷が高いゲームが出てきた場合はこちらを用いることで快適なプレイが維持できるだろう。

「パフォーマンスモード」を利用することで、バッテリーの減りは早くなるがゲームプレイの快適さを一層追求できる

「フォートナイト」を最高画質でプレイしているところ。性能を要求するゲームも高画質で快適にプレイできるのはうれしい

 ただゲームをプレイする上で、問題になってくるのは、やはりGoogle Playが利用できないことだ。HUAWEI Mate 30 Pro 5Gはさまざまな経緯からGoogle Mobile Services、つまりGmailやGoogleマップなど、Googleのサービスが搭載されておらず、アプリを入手するにはファーウェイが独自に提供している「AppGallery」を利用する必要がある。

Google Playは搭載されていないので、アプリは独自の「AppGallery」からダウンロードする必要があるのだが、日本で利用されているアプリはまだ登録が少ない

 このAppGalleryは中国外での展開がまだ本格化して間もないことから、Google Playなどと比べアプリ数が少ないことが課題とされている。Googleのアプリはもちろんのこと、日本で多くの人が利用している主要アプリが提供されていない、あるいはパッケージを直接インストールする必要があるなど入手がやや特殊になってしまうケースが少なくないというのは、既にさまざまな所で触れられている通りだ。

 それはゲームアプリとて例外ではない。実際AppGalleryでは、Google Playで配信されていない「フォートナイト」(インストーラーのみ)が配信されているという意味では優位性があるのだが、「パズル&ドラゴンズ」「モンスターストライク」「Fate/Grand Order」など国内製のゲームだけでなく、「PUBG Mobile」「荒野行動」など海外製の人気ゲームも、配信されていないものが多いのだ。

 またゲームを優位に進める上で欠かせない、課金の面でも課題がある。そもそもGoogle Playとはアカウントが異なるため、独自の「HUAWEI ID」に別途支払い用のクレジットカードの登録が必要になるほか、当然のことながらコンビニエンスストアで販売されているGoogle Playのプリペイドカードは利用できない。

Google Playとは異なるサービスとなるため、課金する際は別途支払い方法の登録が必要。主要なクレジットカードには対応しているが、現状プリペイドカードがないのは人によっては痛いところ

 「Amazonアプリストア」など他のアプリストアを利用すればそうした問題はある程度カバーできるのだが、やや玄人向けとなってしまう感は否めない。環境面の不足で、ハード性能をフルに発揮したゲームプレイができないのは残念な所だ。

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