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無条件で歓迎すべき「2倍になったストレージ」

新「MacBook Air」キーボードが好感触!ストロークと静音効果を備えるまさにマジック

2020年03月20日 21時30分更新

無条件で歓迎すべき「2倍になったストレージ」

 新しいMacBook Airのウリは、もちろんキーボード以外にもある。アップルでは「ストレージ容量が2倍に」なったことを強調している。これまでは、2種類の標準モデルで、それぞれ128GBと256GBだったものが、それぞれ256GBと512GBに増強された。これは、言うまでもなく無条件で歓迎すべきこと。いずれのモデルも、Apple Storeのカスタマイズによって、最大2TBのSSDを内蔵できる。

 購入時の状態で、ストレージにはmacOS Catalinaと、その純正標準アプリがインストールされている。その容量は合計で24GB弱といったところ。初期状態では、これまでの128GBモデルでも100GB程度の空きがあることになり、さほど窮屈に感じられるほどではなかった。しかし、本格的に活用するとなれば、余裕がなくなってくるのは時間の問題だった。今回のアップグレードで、とりあえず現在の最低ラインはクリアしたといったところだろう。

 なお、標準搭載メモリは、両標準モデルとも8GBの設定だ。これもカスタマイズで、16GBまで増設できる。しかし、このメモリ容量については16GBでも、ちょっと物足りなく感じられる用途は、いろいろとありそうだ。アプリ開発や、クリエイティブ系の作業などに携わる人は、物足りなく感じるだろう。

 とはいえ、プロ用と位置付けられるMacBook Proでも13インチモデルの最大搭載メモリ容量が、同じ16GBであることを考えると、これは致し方ない。一方、16インチのMacBook Proの最大搭載メモリ容量は64GBと、かなりの差がある。本当にクリエイティブな用途に使う人は、今のところ16インチモデルを選ぶしかないのかもしれない。

1世代飛ばした第10世代のインテルCore iシリーズのプロセッサを採用

 コンピューターとして最も重要なのは、「キーボードやストレージ容量ではないCPUやGPUだ」という考え方も当然あるだろう。新しいMacBook Airには、その点でも文句を言わせないアップデートが施されている。これまで、なんとなく採用が遅いという印象があったMacBookシリーズのCPU世代だが、今回のAirは旧モデルの第8世代から、1世代飛ばして第10世代のインテルCore iシリーズのプロセッサを採用した。標準のエントリーモデルでは1.1GHzデュアルコアIntel Core i3、上位モデルでは1.1GHzクアッドコアIntel Core i5だ。いずれも、カスタマイズで、1.2GHzクアッドコアIntel Core i7を搭載できる。

 今回は、ファーストインプレッションということで、残念ながらCPU性能を評価するまでにはいたらなかった。試用したのはエントリーモデルのデュアルコアのCore i3だが、当然ながらmacOSや標準アプリの動作がもたつくという局面に出会うことはなかった。CPU性能を重視する用途で使うなら、クアッドコアを選択しておけば、今のところMacBook Proの13インチモデルに対しても、それほど引けを取ることのないパフォーマンスが期待できるだろう。CPUを含めたベンチマークテスト結果は、後日レビュー記事でお伝えする予定だ。

好きか嫌いかと問われれば「けっこう好き」

 最後に蛇足になるが筆者が気になるのは、今後同じディスプレーサイズのMacBook Proの13インチモデルがどのような形でアップグレードされるのか、あるいはされないのか、ということだ。

 もし今のままなら、この新しいMacBook Airは、同Proの13インチモデルに十分対抗できる内容を持っていると言える。Touch Barの有無という違いはあるが、デュアルコアモデルで税別10万4800円(税込み11万5280円)、クアッドコアでも13万4800円(税込み14万8280円)というAirの価格設定は、それらよりも一回り以上高い価格設定の13インチProと比べて、かなり魅力的に見える。

 AirだのProだのこだわらず、とにかく13インチのMacノートが欲しいという人には、今回のAirは文句なくお薦めできるモデルに仕上がっている。

 

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