週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

無条件で歓迎すべき「2倍になったストレージ」

新「MacBook Air」キーボードが好感触!ストロークと静音効果を備えるまさにマジック

2020年03月20日 21時30分更新

 世界的に新製品発表会や大規模見本市のキャンセルが相次ぐ中、アップルは3月18日に同社ノートブックのエントリータイプ、MacBook Airの新モデルを発表した。発表と同時にオンラインのApple Storeで注文の受け付けも開始した。執筆時時点の出荷は3月31日以降となるようだ。

 今回、その最新モデルのうち、エントリーモデル(1.1GHzデュアルコアCore i3)にいち早く触れる機会を得たので、とりあえずファーストインプレッションをお送りする。なお、さらにじっくりと使い込んだ後で、より深く切り込んだレビュー記事も改めてお届けする予定だ。

「色」がかなり重要な要素だと気づかされた

 今回触ってみたのはMacBook Airのボディカラーは「ゴールド」だった。個人的には、ゴールドのMacBookを実際に使うのは初めてこと。これまで、MacBook Proを何世代にも渡って使ってきたが、色はすべて「シルバー」だった。色などどうでも良いと思われるかもしれない。

 しかし、MacBook Airの場合には、色がかなり重要な要素だということに、今回改めて気づいた。というのも、実際に使う際に、その色が、かなり大きな面積として目に入ってくるからだ。これは、着色されているのがほとんど背面だけで、使っているときには色が目に入らないiPhoneなどとは対照的。MacBook Airでは、使っている最中に、キーボードの周囲も、パームレストも、トラックパッドも、すべてゴールドに取り囲まれる。これは、特にユーザーに与える心理的な影響が大きいと感じられる。他の色は、「シルバー」にせよ「スペースグレイ」にせよ、かなり冷たい感じがする。それらと比べると、このゴールドは、使っていてなんとなく朗らかな気持ちになる。

 またこのゴールドは光の色や強さ、当たり方によって、微妙に表情を変える。単に「ゴールド」と聞くと、なんとなくキンピカな印象を受けるかもしれない。しかし、このMacBook Airのゴールドからは、そういった派手な印象はまったく感じられない。しいて言えば、ディスプレーの裏のアップルマークの部分だけが、唯一ツヤのあるゴールドとなっている。しかし、その部分の鏡面度が高いため、周囲のつや消しのゴールドよりも、かえって暗く見える。もし、ゴールドに派手さを求める人がいたとすれば、期待はずれとなってしまうだろう。

 いずれにしても、色としてはよく見かけるiPhoneのゴールドとは、絶対的な面積が何倍も異なるためか、印象がだいぶ異なるのだ。純粋に色として評価すると、かなり赤みがかっていて、人によっては「ピンク」という言葉の印象の方が近いと感じるかもしれない。あるいは、「カッパー」という言葉で表現したほうがしっくりくると感じる人もいるだろう。呼び名はともかくとして、老若男女、誰が使っても違和感のない仕上げになっていることは間違いない。非常に細かい点を指摘すると、ディスプレーの下部のベゼルにある「MacBook Air」という文字も、本体と同じゴールドの印刷が施されている。このようなこだわりは、さすがにアップルといったところだろう。

 ついでに感心するのは、裏面のカバーを本体に固定しているネジの頭も、当然といえば当然かもしれないが、本体と同じゴールドに着色されていること。シルバーやスペースグレーしか見ていないと、本体色とネジの色はたまたま一致しているのだろうと思いがちだ。ネジをゴールドに着色するには、それなりのコストがかかるはずだが、アップルは当然のごとく、それを平然とやってのける。

 色についての話が長くなったが、とりあえず外観については旧モデルのAirと、ほとんどあるいはまったくと言ってよいほど変更がない。どこにも、これといった特徴がないように見えて、独特なウェッジシェイプ(くさび型)は、これぞMacBook Airというアイデンティティを維持している。ただし、厳密に言えば、そのウェッジの、最も厚い部分の厚みが、旧モデルの15.6mmから、新モデルでは16.1mmと、0.5mmだけ増えている。バッテリー容量が新旧でまったく同じことを考えると、これはキーボードの違いによるものと考えられる。

 そのあたりも含めて、新旧モデルスペックを表で比較しておこう。

  MacBook Air
(2020)
MacBook Air
(2019)
13インチ
MacBook Pro
(2019)
価格(税抜) 10万4800円~ 13万4800円~ 11万9800円~ 13万9800円~
CPU
(オプション)
第10世代
Core i3
1.1GHz
(最大3.2GHz)
(2コア)
第10世代
Core i5
1.1GHz
(最大3.5GHz)
(4コア)
第8世代
Core i5
1.6GHz
(最大3.6GHz)
(2コア)
第8世代
Core i5
1.4GHz
(最大3.9GHz)
(4コア)
第10世代 Core i7
1.2GHz(最大3.6GHz)
(4コア)
  第8世代
Core i7
1.7GHz
(最大4.5GHz)
(4コア)
メモリ
(オプション)
8GB(LPDDR4X) 8GB
(LPDDR3)
8GB
(LPDDR3)
16GB 16GB 16GB
ディスプレー 13.3インチ(16:10)
True Tone
13.3インチ
(16:10)
True Tone
13.3インチ
(16:10)
広色域(P3)
True Tone
画面解像度 2560×1600 2560×1600 2560×1600
グラフィックス Intel Iris Plus Graphics Intel UHD Graphics 617 Intel Iris Plus Graphics 645
ストレージ
(オプション)
256GB 512GB 128GB 128GB
512GB
/1/2TB
1/2TB 128GB
/256GB
/512GB
/1TB
128GB
/256GB
/512GB
/1/2TB
無線LAN 802.11ac 802.11ac 802.11ac
インターフェース USB-C
(Thunderbolt 3)
×2、
Bluetooth 5.0、ヘッドフォン
USB-C
(Thunderbolt 3)
×2、
Bluetooth 4.2、ヘッドフォン
USB-C
(Thunderbolt 3)
×2、
Bluetooth 5.0、ヘッドフォン
画面出力 6Kまたは5K×1
4K×2
5K×1
4K×2
5K×1
4K×2
カメラ 720p
FaceTimeカメラ
720p
FaceTimeカメラ
720p
FaceTimeカメラ
キーボード Magic Keyboard バタフライ構造
キーボード
バタフライ構造
キーボード
バッテリー容量 49.9Wh 49.9Wh 58.2Wh
駆動時間
(インターネット)
最大11時間 最大12時間 最大10時間
本体サイズ 304.1×212.4
×4.1~16.1mm
304.1×212.4
×4.1~15.6mm
304.1×212.4
×14.9mm
重量 1.29kg 1.25kg 1.37kg
カラバリ ゴールド、シルバー、スペースグレイ ゴールド、シルバー、スペースグレイ シルバー、スペースグレイ
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう