VALVE INDEXを使うならビデオカードが重要
「GA7J-F194/T」の基本構成は、Core i7-9700KにRTX 2070 SUPERを組み合わせているが、解像度とリフレッシュレートの高いVALVE INDEXに合わせ、若干のスペック調整を試みた。現状のVRコンテンツは8C8TのCore i7-9700Kで十分だが、グラフィック性能は少し余裕を持たせておきたいし、ストレージ(Cドライブ)も増量しておきたい。
具体的にはビデオカードを2ランク上のRTX 2080 SUPERに変更、さらにCドライブのSSDを240GB(SATA)から512GB(NVMe M.2)&DドライブのHDDも2TBに増量している。最近のゲームはただでさえ大容量化しているので、Cドライブはぜひとも増量しておきたい。
今回検証に使ったPCは「GA7J-F194/T」をベースにビデオカードとストレージを若干カスタマイズしたものだ。電源もSeasonic製のものにグレードアップしているが、標準構成のもの(定格650W)でも十分使える
搭載されていたCPUとビデオカードの情報を「CPU-Z」および「GPU-Z」で拾ってみた。GPUはZOTAC製の「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080 SUPER AMP」が使われていた
「CrystalDiskInfo」で確認できたCドライブとして組み込まれたSSDの情報。PCI-Express Gen3 x2接続のSSD(WD製SN520)であるためリード&ライト性能は程々といったところだが、ゲーム用途には十分すぎる性能を備えている。容量を512GBに増量した点がポイントだ
背面にはUSBが6ポート(2.0/3.0/3.1(Gen2)それぞれ2ポートずつ)に、LAN+サウンドというシンプルな構成。初心者がミスしやすい「マザー側の映像出力に接続する」ことを防ぐため、使えない端子は封印されているのは親切だ
フロントにはUSB3.0を2ポート&オーディオ入出力端子を配置。VALVE INDEXは設計上背面のUSBポートから直で接続することになるため、前面のポートは消費されない
光学ドライブはすっかり時代後れな装備ではあるが、OSやドライバーなどのセットアップやちょっとしたバックアップにあると非常に助かる装備でもある