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表示系やカメラなど機能面も大進化 Xperia arc:Xperiaヒストリー

2015年05月23日 09時00分更新

 前回に引き続き、“Xperia arcのタッチ&トライブロガーイベント”に参加したときの様子を交えて、『Xperia arc』(SO-01C)お話です。今でこそ当たり前のようになったXperiaのさまざまな機能ですが、『Xperia arc』は、ソニーならではのこだわりの技術のオンパレードで、まさに進化したXperiaというパワーを感じたのを覚えています。

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 カメラまわりも、スマホのためにつくられた裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R for mobile”を搭載、高感度で低ノイズ、F値2.4という明るいレンズと処理速度の向上という合わせ技で、暗がりの場所でも手ぶれやノイズの少ない素早い撮影が可能と大きくアピールしてきました。加えて笑顔を見つけて撮影するスマイル検出撮影や、露出やホワイトバランス、フォーカスを調整してくれるシーン検出撮影といった具合に、ソフト面からの訴求も併せて、スマホなのにカメラが強烈によくなったインパクトは大でした。

 HDMI出力を備え、本体に保存された動画や静止画をケーブル接続したテレビに映し出すことができたり、“ブラビアリンク”に対応したソニーのテレビ『BRAVIA』があればリモコンから操作までできたり、DLNAサーバー機能でネットワーク経由で『PlayStation3』(クライアント側)からコントロールして写真や動画、音楽を楽しむこともできたりと、いろいろな機器とつながる拡張性もなかなかです。

 ミュージックプレーヤーを再生して音楽を聞きながら“Infinite”というアイコンをタップすると、その楽曲に関連したYouTubeの動画を表示したり、イコライザー設定ができたりFMラジオも聴けたり、流れている音楽からYouTubeやmoratouchに連動できる“TracID”といった機能も備わったりと、映像や音楽含めてまさにソニーのエンターテイメントがぎゅっと詰まったスマートフォンじゃないか!と感激していました。

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 アクセサリーもケースだけではなく、望遠レンズや広角、魚眼レンズといったおもしろアイテム、『Liveview』やスピーカーなど、ドドンと増えて買った後の楽しみが増えて来たのもこのころでした。

 ただ、この当時の国内のケータイ事情といえばFeliCa、ワンセグ、赤外線が入っていなきゃダメでしょう!という空気があったので、それらがない『Xperia arc』は完全に日本向け端末というわけではありませんでしたが、それ以上の見た目のクールさで、今でもお気に入りの1台です。

●関連サイト
ソニーモバイル

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