テレビや液晶ディスプレーのHDMIに挿すだけでWindows 8.1のPCとして使えるスティック型PCは、ポケットサイズの小型なボディーで省スペース、2万円~2万円台半ばの低価格っぷりで話題の製品だ。
↑スティック型PCはテレビや液晶ディスプレーのHDMIに挿して(延長ケーブルを使って接続してもOK)画面を表示。フルサイズのUSBポートはひとつしかないので、マウスやキーボードなどの周辺機器は無線の方が便利。 |
MS-NH1 |
MS-NH1-64G |
MS-PS01F |
マウスコンピューターからは、ファンレスの『MS-NH1』がいち早く販売された。そして、唯一ストレージが64GBの『MS-NH1-64G』は現品限りの限定販売を行なっている。また、冷却ファン付きの『MS-PS01F』が4月下旬に発売予定だ。
Picoretta |
Compute Stick |
一方、ヒートシンクを内蔵して冷却性を高めた『Picoretta』がユニットコムより販売中。冷却ファンを搭載したインテル純正の『Compute Stick』は、4月下旬に発売を控えている。
どの製品を選べば良いのか、といった悩みは前回の記事(参考記事)を参考にしてほしい。今回はどこで購入するのがお得なのかを探ってみた。
その1 BTO&周辺機器メーカーの直販サイト
スティック型PCは画面を表示する液晶ディスプレーを搭載しないため、単体では映像が表示できない。そのため、テレビなどの画面に映像を表示し、マウスやキーボードで操作することになる。2in1 PCのようにキーボードが標準で付属する……なんてことはない。自作PCユーザーなら、予備のマウスやキーボードを持っている人もいるだろうが、ノートPCユーザーの大半は予備を持ち合わせていないだろう。そんな人にオススメなのが BTO&周辺機器メーカーの直販サイトだ。
マウスコンピューターでは“ダイレクトショップ”で購入でき、BTOでタッチパッド付きのロジクール製ワイヤレスキーボード『Logicool Wireless Touch Keyboard K400r』(3900円)と、高出力の充電アダプター『AKAC-2P48A』(1900円)が選べる。また、標準で1年間の保証、24時間365日電話サポートが付属する。
『Picoretta』ならユニットコム系列のパソコン工房直販サイト“パソコン工房通販”で購入可能。土日祝日対応で、14時までの注文なら当日出荷してくれるのがうれしい。
BTOで『キングソフトオフィス2013/マルチライセンス』(2052円)、『ノートンインターネットセキュリティ15ヵ月版』(3024円)、21.5インチ液晶ディスプレー『ProLite E2280HS』(1万5980円)、そのほか無線LANルーター、ワイヤレスキーボード&マウスセット、マイクロSDHCカード、LANポートが拡張できるUSBアダプター、HDMI延長ケーブルなど、豊富な周辺機器が選択できる。保証は1年間で、最大5年の延長保証(2160円)も選択可能だ。
予約を開始している『Compute Stick』は、アイ・オー・データの直販サイト“iOPLAZA”で購入できる。ウェブサイトからだけでなく、平日10時~17時なら電話での注文も可能。
同社は5種類のセットモデルを用意しているが、単体販売よりも遅い5月中旬発売となっている。23.8インチ液晶ディスプレーとセットになった『CSTK-32W/D』は、予想実売価格が4万5000円(税別)。CSTK-32W/Dにワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスを加えた『CSTK-32W/WD』は、予想実売価格が4万8500円(税別)。
LANポートとUSB2.0を4ポート拡張できるアダプター『US2-HB4ETX』と有線キーボード、マウスがセットになった『CSTK-32W/LHK』は、予想実売価格2万4000円(税別)。ワイヤレスキーボードとマウスのみが付属した『CSTK-32W/W』は、予想実売価格2万3000円(税別)。タッチパッド付きのワイヤレスキーボードが付属した『CSTK-32W/T』は、予想実売価格2万3000円(税別)となる。
その2 Amazon
スティックPCはマウスコンピューターやユニットコムのiiyama PCブランドなど、Amazon内のメーカー公式ページでも購入可能。『Compute Stick』はインテルのページにて購入できる。Amazonはユーザーの評価を見ることができるのが利点だ。Amazonプライムが利用できる場合は、翌日配送も可能。PC以外の製品と同時購入&配送できるのもいいところだ。Amazonカードがあれば、ポイントもためられる。ただし、メーカー公式サイト以外のショップの情報や、並行輸入品の情報などに惑わされることもあるので注意が必要だ。
その3 家電量販店
ヨドバシカメラの“ヨドバシ.com”やビックカメラの“ビックカメラ.com”といった家電量販店のウェブサイト版もある。配送料や配送日、還元率の高いポイントが付けられる点がメリットだろう。もちろん、ポイントを使って購入するのもアリ。
マウスコンピューターのダイレクトショップや家電量販店など、実店舗に足を運んで実機を確認してから購入するのもいい。しかし、必ず店舗に欲しい製品がある保証はない。ヨドバシ.comは製品を選んで、画面右にある“在庫のある店舗”から、実機の置いてある店舗を確認できるので活用しよう。
このように、昨年登場したときはなかなか手に入りづらかったスティック型PCでも、今では普通にいろんなお店で購入できる。気になっていた方は、自分に合った最適な買い方で検討してみよう。
■関連サイト
m-Stick製品ページ
Picoretta製品ページ
Compute Stick製品ページ(iOPLAZA)
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19,700円
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iiyama Picoretta(ピコレッタ) Win...
19,800円
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