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冷却ファン付きのインテル純正スティックPCがついに2万500円で発売決定!周辺機器セットモデルも

2015年04月02日 15時15分更新

 アイ・オー・データは米インテルがCES2015に合わせて公式サイトで発表したスティック型PC『Compute Stick』を4月末に販売することを発表した。予想実売価格は2万500円(税別)。

Compute Stick

 本製品は昨日マウスコンピューターが発表したm-Stickの『MS-PS01F』と同じく、冷却ファンを内蔵した小型のPC。同社によると、ファンレスのスティック型PCは高負荷時の熱の影響でフルHD動画再生が途中で止まったり、スムーズに再生できないという問題があったという。そのため、冷却ファンで放熱性を高め、安定した動画再生を実現するという。

Compute Stick
Compute Stick

 Atom Z3735F(4コア/4スレッド、1.33GHz、最大1.83GHz)、メモリー2GB(DDR3L-13333)、32GB eMMCを搭載する。OSはWindows 8.1 with Bing(32ビット)。通信機能はIEEE802.11b/g/n、Bluetooth4.0を採用。インターフェースは通常サイズのUSB2.0ポートと、充電用のマイクロUSB、マイクロSDXCカードスロット。スペックは『MS-PS01F』と変わらないが、サイズが37(W)×103(D)×12(H)ミリ、重量が約53グラムとやや小型で軽量なので、熱のこもり具合はじゃっかん異なるかもしれない。

Compute Stick

 液晶ディスプレーに直接挿せない場合のHDMI延長ケーブルや、給電用のマイクロUSBケーブル、ACアダプターを同梱する。

Compute Stick

 同社は液晶やキーボード、マウスといった初めて使う人にも安心なセットモデルも用意している。いずれも5月中旬発売予定。23.8インチ(1920×1080ドット)でスピーカー内蔵のTFT液晶『LCD-MF243XDB』とセットになった『CSTK-32W/D』は、予想実売価格が4万5000円(税別)。『CSTK-32W/D』にワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスを加えた『CSTK-32W/WD』は、予想実売価格が4万8500円(税別)。

US2-HB4ETX
US2-HB4ETX

 LANポートとUSB2.0を4ポート(うち1ポートはLANポート拡張で排他)拡張できるアダプター『US2-HB4ETX』と有線キーボード、マウスがセットになった『CSTK-32W/LHK』は、予想実売価格2万4000円(税別)。ワイヤレスキーボードとマウスのみが付属した『CSTK-32W/W』は、予想実売価格2万3000円(税別)。タッチパッド付きのワイヤレスキーボードを付属した『CSTK-32W/T』は、予想実売価格2万3000円(税別)。

 スティック型PCはマウスコンピューターやインテル純正品以外にもユニットコムが発売した『Picoretta』などがある。しかし、液晶セットモデルを用意したのはアイ・オー・データが初めてとなる。なお、液晶ディスプレーはUSBハブ機能を備え、スティックPCの給電が可能。ただし、インターフェースの都合上、USB給電を行なう場合、となりのHDMIポートと干渉するため、延長ケーブルを利用することになる。

■関連サイト
『Compute Stick』ページ

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