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“キモカワイイ”踊る折り鶴に世界が注目!

2015年04月06日 09時30分更新

 ネットで話題のサービスや事件、ツイートしている中の人を直撃する週アスの好評連載『中の人特捜部』──今回は、“キモカワイイ”と世界が注目した踊る足付きの折り鶴を生み出したクリエイター集団に迫る。

 

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5羽の折り鶴が立って手足をバタバタ……

 折り紙のなかで、誰もが知っている作例のひとつに“折り鶴”がある。その折り鶴が、5羽並んでキレのいいダンスを動画で披露!?──『うごく折り紙をつくってみた』という動画が、この3月にネットで大きな話題を呼んだ。

 折り鶴というと、ふつう足はないが、動画に出てくる動く折り鶴はガニ股の足付き。さらに両翼は上向きに斜め45度にピンと張っている。この姿勢だけでもユニークなのに、手足をバタバタさせる不思議なダンスを踊り始める姿が非常にシュールなのだ。

 当然、この動画へのコメントも多く寄せられ、「荒ぶってる」や「落ち着け(笑)」など、反応は上々。見てわかりやすい内容なので、海外のブログやSNSでも紹介されるようになり、ツイッターやフェイスブックでのシェアが急増。その結果、投稿から1ヵ月もたたないうちにYouTubeでは90万超、ニコニコ動画では50万超と再生回数を大きく伸ばしている。

 

今週の捜査対象

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動いた。
サラリーマンが集まり、土日に電子工作に挑戦。〝なんとか動いたものをウェブや展示会で公開する〟をコンセプトに活動する。'12年に同じ会社のメンバーで結成し、現在は入社4~7年目の7人が所属する。

 

ゼロから始めた電子工作の集大成

動画の見せ方がカッコいい

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↑『DANCING PAPER 』と題して公開された例の踊る折り鶴の動画。奇抜な動きと気合の入った動画演出に見入ってしまうが、“量産型エヴァンゲリオン”っぽく見えなくもない。

 

メイキング動画も公開

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↑コイルを巻くための機械を自作したが、「速度が遅い、巻き方が汚い、音もなんか卑猥」という三重苦で、泣く泣くコイルを手巻きしたという。

 

ネットで得た知識を活用

 

↑電子工作は、剣菱Pさんがニコニコ動画に投稿した"零からの電子工作"シリーズで学んだとのこと。

 

週刊アスキーで全部読めます!
2015年3月31日発売の週刊アスキー4/14号(No.1023)では、そもそも、電子工作などやったことがなかったサラリーマン集団が、なぜ折り鶴に謎のダンスをさせるに至ったのか、動力の肝となる電磁石を製作する際の苦労、過去の作品などについてうかがっています。


●関連サイト
動いた。

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