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2万800円で冷却ファン付きのスティックPC登場!またもやマウスコンピューターから

2015年04月01日 15時00分更新

MS-PS01F

 マウスコンピューターは同社の『m-Stick』シリーズに冷却ファンを備えた『MS-PS01F』を4月下旬より発売すると発表した。送料込みの直販価格は2万800円。本製品はテレビや液晶モニターのHDMI端子に接続して使う、OSがWindows 8.1 with Bing(32ビット)のスティック型PCの新モデルだ。冷却ファンを備えたスティック型PCというと、インテル純正の『Intel Compute Stick』の国内販売が期待されていたが、先にマウスコンピューターから出た形となる。いずれも、ファンで送風することで高負荷時のパフォーマンス低下を防ぐのが狙いだ。

MS-PS01F
MS-PS01F

 Atom Z3735F(4コア/4スレッド、1.33GHz、最大1.83GHz)、メモリー2GB(DDR3L-1333)、32GB eMMCを搭載する。通信機能はIEEE802.11b/g/n、Bluetooth4.0に対応。インターフェースは通常サイズのUSB2.0ポートと充電用のマイクロUSBポート、マイクロSDXCカードスロットと、従来モデルの『MS-NH1』と変わらない。

 しかし、CPU冷却用のマイクロファンを搭載したことで、高負荷、高温環境化での性能が向上したとのこと。サイズは125(W)×37.6(D)×14(H)ミリ。重量は61グラムと、従来モデルと比べやや大きく、重くなったが、これだけ小型だと差はほとんど感じないだろう。

 継続販売される『MS-NH1』との違いは冷却ファンの有無のみで、直販価格が1000円差と価格的にも妥当。同社が限定販売している現状唯一64GB eMMCを内蔵した『MS-NH1-64G』やユニットコムのPicorettaなど、その数を徐々に増やしつつあるスティックPCというジャンル。この先も目が離せない。

■関連サイト
マウスコンピューター

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