ネットで話題のサービスや事件、ツイートしている中の人を直撃する週アスの好評連載『中の人特捜部』──今回は、『シルバニアファミリー』でネタ画像投稿を楽しむ"大人のシルバニア"の世界へご招待。
作品名:離婚
作品名:(妻)「んもう 見てないなら け し て!」、(夫) 「ん、あぁ……」
作品名:兄ちゃん 喧嘩してぇなら相手選びな
シルバニアファミリーでいい大人が遊んでみたら
ウサギなどをモチーフにしたかわいらしい動物の人形で遊ぶドールハウス『シルバニアファミリー』。それを“いい大人”が遊んでみたら……というテーマのもと、さまざまな作品がツイッター上で公開され、大人気となっている。“#大人のシルバニア”というハッシュタグで投稿される作品群だ。
そんな大人のシルバニアのつくり手のなかで第一人者的な存在なのが、今回お話を聞いた小池Aさん。ちょっとダークな味付けの“あるある”的な世界観を表現した彼の作品は、思わずニヤリと笑ってしまうものばかりだ。
今週の捜査対象
小池Aさん
雪深い北日本地方にお住まいの20代の会社員。人気おもちゃ『シルバニアファミリー』を用いた、シュールなネタ画像の投稿で人気を博す。趣味は映画鑑賞で、北野武と黒澤明の作品が好み。
シルバニアファミリーを使った作品ということで、てっきり作者は女性……と思いきや、小池Aさんは男性だ。
「もともとは『コップのフチ子』にすごくハマっていて、それを使って写真を撮っていたんです。そんなときに、ちょうどシルバニアファミリーの“お家”が、その撮影にピッタリだということで目を付けて……。人形といっしょに購入したのが、だいたい1年以上前のことだったかな」
ユーモアの効いた小池Aさんセレクト
"大人のシルバニア"名作集
作品名:ネット依存症
↑"大人のシルバニア"が世に広く知れわたるきっかけとなった1枚。1万件以上のリツイートに加え、お気に入りも7000件以上となった大人気作。部屋の散らかり具合が絶妙だ。
作品名:消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ消さなきゃ…
↑いかにも"大人の味付け"が効いているサスペンスタッチの作品。スポンジなどの小物は人気のミニチュアシリーズ『ぷちサンプル』を使用。
作品名:シャワー浴びたら帰れよ
↑"子どもは見ちゃダメ"的なアダルトふう作品。タバコのミニチュアは大人のシルバニアに欠かせない大人のシンボル的アイテムだ。
作品名:シルバニアファイター
↑あの超有名2D対戦型格闘ゲームをシルバニアで再現。ぶっ飛ばされているウサギさんは、小池Aさんが耳をつまんで固定し、撮影している。
作品名:ブタァァー!くらいやがれぇぇーーッ!
↑格闘系でも、こちらは奥行の遠近感をしっかり効かせた作品。被写体の微かなブレで躍動感を表現した、小池Aさん渾身の1枚だ。
“大人のシルバニア”からの派生作品にも注目
作品名:ふーん 薬師如来 電撃結婚かぁ…
↑"大人の仏像遊び"シリーズとして投稿。大人のシルバニアらしくない…… というか、純粋にシルバニアファミリーで遊んでる。でも、小池Aさん的に印象深い作品。
作品名:野外イベント
↑がい骨のミニチュアを用いた"ポーズスケルトン"シリーズ。シルバニアと比べて可動域が格段に広く、いろんなポーズができるのがお気に入りとのこと。
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2015年3月9日発売の週刊アスキー3/24号(No.1020)では、ブラックでシュールな世界観のルーツ、人形遊びへのときめき、撮影現場の様子などについてもうかがっています。
●関連サイト
小池A~シルバニア症候群~
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