みなさん、こんにちは。いまは週刊アスキーの吉田でございます。さて、もうご存じかと思いますがiOS用の資産管理アプリといえば「Moneytree」ですよね。iPhoneやiPadに最適化されたインターフェースを採用しているほか、多くの都市銀行や地方銀行の預金残高、郵便局の貯金残高、クレジットカードの支払い情報、スイカなどの電子マネーの残高、ヨドバシなどのポイントカードなどを一元管理できるのが特徴です。今回、非常に大きな機能強化がありました。なんとAndroidと連携可能になったんです。
具体的には、Android用の家計簿アプリ「レシーピ!」がMoneytreeのウェブサービスと連携可能となり、レシーピ!の画面内でMoneytreeが管理しているポイントカードの情報を引き出せるようになりました。レシーピ!では、スーパーやレストランなど会計時に渡されるレシートを、スマホのカメラで撮影することで、品目や単価をデジタルデータ化してくれるアプリです。
レシーピ!にはiOS版もありますが、現時点でMoneytreeと連携できるのはAndroid版だけです。iOS版は3月中旬ごろのアップデートでの対応となるようです。おそらく、Appleの審査の関係かと思われます。
レシーピ!では、「レシート撮影」をタップすればカメラモードに切り替わるので、レシートを撮影しましょう。
しばらく待つと、撮影された写真からデータが読み取られて、項目に自動追加されます。間違って読み取られた項目名や金額は、もちろん修正可能です。
さて、ではMoneytreeとの連携で何ができるか見ていきましょう。まずはトップ画面下部のツールバー中央にある「ポイント」をタップ。現れた画面で「ポイント機能を利用する!」を続けてタップします。
するとMoneytreeとの連携を促す画面になります。ここで「ポイントカードを追加」をタップすると、ウェブブラウザーが起動してMoneytreeのウェブサービスにアクセスします。
すでにiOS版のMoneytreeを使っている場合は、登録済みのメアドとパスワードを入力すればOK。もちろん、この画面から新規登録もできます。
ログインすると、レシーピ!に追加可能なポイントカードが一覧表示されます。ここで、各ポイントカード名の右にある「+」ボタンをタップしましょう。
すると、ユーザーIDやパスワード、登録番号などを求められます。入力する情報はカードによって異なります。
ポイントカードの登録が完了すると、Moneytreeがポイントなどの情報を自動で取得してくれます。
Moneytreeは、ポイントカードのウェブサービスにバックグラウンドでログインして、各サービスから最新のポイント情報を取得してくる仕組みです。
ポイントカードの登録が完了したら、あとはMoneytreeとレシーピ!を連携させればOK。
連携設定を終えて少し待つと、レシーピ!の「ポイント」タブにMoneytree経由で取得したポイントカードの情報が表示されます。
詳細画面では、ポイントが失効する時期などもチェック可能です。
新たなポイントサービスを追加したい場合は、ポイント一覧画面を下までスクロールして、「ポイントカードを追加」をタップすればOKです。
そのほか、Moneytree自体も、ビューサンクスポイント(ビューカード)、メンバーシップリワード(アメックスカード)、永久不滅ポイント(セゾンカード)、ワールドプレゼント(三井住友カード)、エポスポイント(エポスカード)——といった、クレジットカードのポイントサービスへの対応を果たしていますよ。
『Moneytree』
バージョン:1.8
価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c)Moneytree
『続く家計簿レシーピ!節約できて女性に人気!レシート撮影無料』
バージョン:2.6.3
価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c)Dai Nippon Printing Co., Ltd.
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