週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

Windows10TP版をHyper-Vで仮想デスクトップ化して遊ぼう

2014年10月02日 19時15分更新

 Windows10の開発バージョン“テクニカルプレビュー版”が公開されたので、Windows8に標準搭載されている仮想デスクトップ機能『Hyper-V』上で動かしてみました。

 まずはコントロールパネルを開き、“Windowsの機能の有効化または無効化”から、Hyper-Vを有効化するところから。

Win10_HyperV

(※“Hyper-V プラットフォーム”のチェックボックスが半透明になって有効化できない場合は、CPUが仮想化を無効化している可能性があります。その場合はBIOSの設定項目でIntel Virtualization Technologyを有効化しておく必要があります。)

Win10_HyperV

 Hyper-Vを有効化したら、次にスタートメニューの検索ボックスに“Hyper”と入れて検索するか、フリーソフトなどでスタートメニューを追加している人はプログラムメニューに出現した“Hyper V 管理ツール”から、『Hyper-V マネージャー』を起動。新規仮想マシンを作成します。

Win10_HyperV

 インストールオプションの“ブートCD/DVD-ROMから~”項目で、ダウンロードしておいたWindows 10テクニカルプレビュー版の.isoイメージファイルを指定。ブートメディアを既に作成しちゃったよという場合はROMを指定します。

Win10_HyperV

 仮想マシンを起動しましょう。メニューの“操作”から“起動”すると、プレビュー版のインストールがスタート。

Win10_HyperV

 あとはメニューに従ってインストールしていくだけです。

Win10_HyperV
Win10_HyperV
Win10_HyperV

 インストール方法は“Custom”を選択。

Win10_HyperV
Win10_HyperV
Win10_HyperV
Win10_HyperV

 ふんふ~ん♪

Win10_HyperV
Win10_HyperV
Win10_HyperV
Win10_HyperV

 無事インストールできました! 

Win10_HyperV

 ウィンドウズのバージョンは6.4(Build 9841)。

Win10_HyperV

 早速スタートメニューを確認。PC名横の電源ボタンから再起動やシャットダウンができます。

Win10_HyperV

 8アプリがピンどめできるスタートメニューは、アイコンのサイズを変更できます。小、中、大、特大と最大で4種類。新たにアプリを追加したい場合は、スタートメニューのAll Appsにあるアプリを右クリック、あるいは長押ししてドラッグすればオーケー。……あんまりやる人はいないと思いますが、こんなふうに横にぐいぐい追加できます。

Win10_HyperV

 チャームはカーソル位置を画面のすみに動かしても反応しないので、“Windowsキー+C”で立ち上げる必要がありそうです。若干めんどうですね。あと、時計は米国時間になっているので、セッティングメニューから変更しておきましょう。

Win10_HyperV

 キーボードは、日本語/英語キーボードが選択できます(インストール時にも選べます)。

Win10_HyperV

 タスクバーにある検索アイコンから、ウェブやPC設定などを検索できるようです。appleって打っただけで、こんなにいっぱい出てきました。

Win10_HyperV

 ちなみに、ネットワークがつながらない人は、Hyper-V設定パネルにある“ネットワークアダプター”で仮想スイッチを指定してみてください。だいたいの人は、ここを指定するだけで特に問題なく繋がるはずです。

Win10_HyperV

 「Windows8/8.1のスタートメニューがどうしても好きだ!」という人は、スタートメニューのプロパティにある“Use the Start menu instead of the Start screen”のチェックを外しましょう。

Win10_HyperV
Win10_HyperV

 タスクビューアイコンでは、複数のアプリを切り替えたり、デスクトップを追加、切り替えて利用できます。

Win10_HyperV

 シェアメニューが追加されていました。ファイルを選んで“Share”ボタンを押すと、メールが起動します。

 以上、ざっと動かしてみた結果でした。
 
 MacBook AirにWindows 10TP版をインストールする方法は、ジサトライッペイの記事をご参照ください。

■関連サイト
Windows 10 Technical Preview

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります