東京・新宿の立ち食い焼肉『治郎丸』が話題です。
高級肉をコスパ良く食べられると人気の『治郎丸』とは!? |
絶賛肉ダイエット中である私、週アス記者ナベコは肉欲にそそられてさっそく突撃! 『治郎丸』の人気の秘密を探ってきました。
■人気の立ち食い焼肉『治郎丸』に行ってきました
新宿歌舞伎町の『治郎丸』。西武新宿駅から徒歩1分ほどです。 |
■ここがスゴイ:A4〜A5ランクの肉が150〜300円ほど!?
国産のA4〜A5ランクという高品質の肉を集めています。ふだんはなかなか食べられない! |
まず驚いたのはその価格。肉の部位が書かれた札にはランクが書かれており、最上級ランクのA5の肉も数100円の価格帯で並んでいます。
■ここがスゴイ:肉を1枚ずつ注文できる
メニューの価格は何グラムのものかなと思ったら、お肉1枚の価格。通常焼肉といったら、100グラム200グラムなどある程度のボリュームを皿単位で注文するのが常ですが、ここでは1枚ずつお肉を注文できるのです。しかも立ち食い形式なので、お客の回転が良いぶん割安な値段設定がされているということ。なので、ワンコインあれば最高ランクの極上を肉を切り身1枚単位で注文できるというわけです。もちろん、実際食べに行くとお肉数枚と飲み物の注文となるはずですが、それでも、かなり安めに抑えられると思います。
■店内の様子:立食形式 寿司屋さんのよう
店内はカウンターだけで、面積はお客が10人弱ほど入ると満員になりそう、というくらい狭め。内装の印象は寿司屋のよう。魚のネタが並んでいそうなガラスケースには、切り身の肉が並んでいます。もしかして寿司屋の居抜きかと思って尋ねましたが、以前はスロット屋さんだったようで、『治郎丸』のために趣向をこらした内装のようです。
■ここがスゴイ:女子ひとりだって大丈夫
ナベコ「今回はありのPと視察に来ましたが、次はひとりでも来ます‼ 奥の人と縞柄の服が被ったのは偶然です」 |
お客はひとりや2人連れが多かったです。焼肉って通常のテーブルの店だとひとりでは入りずらいですが、ここは立ち食い形式なのでひとりでも違和感なく入れます。店内がややごった返していますが、気にならないという場合は女子がひとりで入っても大丈夫。
実際行ってみると、狭い店内のため密着感があり隣のお客さんと自然に会話が生まれることがありました。最高ランクの肉にテンションが上がるためか、店内全体が和気あいあいの雰囲気。立ち食いというと神田の『六花界』が婚活焼肉と話題になりましたが、こちら『治郎丸』も恋や出会いが生まれる可能性が十分にありそうです! おひとりさまどうでしょうか?
■ここがスゴイ:肉が分厚くてとにかくうまい‼
いよいよ肉レポートに入ります。とにかくおいしかったです。
・タン先とタン元
まずは牛タン2種を注文。タン先とタン元はいずれも分厚かったです。
もちろん焼肉なので、席に設置された小型のコンロで自分で焼きます。タンなのでサッと焼いて……。コリコリした歯ごたえがうまいー。
・ミスジとトウガラシ
あまり聞きなれない希少部位もそろえています。写真左のトウガラシを食べたのは初めてでしたが、ジュワっとうまみが詰まっていてメチャクチャおいしかったです。おススメ。
・高級部位、サーロイン
やはり気になったのはサーロイン。なんたって高級部位ですから。価格は1枚290円(税抜き)でした。
写真右がサーロイン。ザブトンと一緒に来ました。
サーロインを焼くと脂が落ちてコンロの火が燃え上がります。
おいしそう……、これはヤバイ!
ナベコ「はぁーーーーー。うまいよぉ(ため息)」 |
ジュワ―。うますぎるでしょ。幸せすぎる。
コッテリ濃厚なのでサーロインは1枚で十分。『治郎丸』の焼肉を1枚ずつ注文するスタイルってもしかして物足りないのでは? とお考えのあなた、いや違います。おいしい部位はひと切れ食べるだけでも極上の気分になります。逆にたくさんあっても食べきれないかも。この1枚スタイルはなかなか良い発想ですよね。
・リブ3兄弟
リブキャップ、リブ巻、リブ芯の仲良し兄弟(?)をまとめて挑戦。これも厚みがあっておいしかったー。
・裏メニューのレバー
店員さんがこっそり教えてくれたレバー |
メニューには書かれていなかったのですが、その日はレバーも提供してくれました。しっかり火を通して食べると、カラダに染みるうまさ。健康に良さそう。
・ヤン
珍しい部位であるヤンも揃えていました。胃袋の肉厚部分だそうです。歯ごたえがある! 酒が進む!(酒好きナベコのうれしい悲鳴)
・シンシン
最後はこれでしめました。やわらかーい、シンシン。食べごがえがあり、肉を体内に取り入れているって感じがしました。ごちそうさまです。
■ここがスゴイ:そこそこ食べて飲んで3500円ほどでした
今回、値段を考えず気の向くまま極上部位の肉を食べ、お酒も3杯ほど飲み、お腹も酔いも心地よくなったところでお会計はひとり3500円ほどでした。A5ランクの高級肉を食べてこの値段って安くないですか。満足できてコスパがいい。
さらに隣にいたお客のグループとも意気投合し、非常に楽しく過せました。和気あいあいしているから本当に恋活(婚活?)にもいいかも。あと、男の人だと女の子に「好きな部位を注文していいよ」って財布の負担考えずに言えちゃいますよ。立ち食いですがデートにも検討してみては!?
・飲み物は通常のビール、サワーからワインまで
飲み物メニューを見てみると、生ビール450円、レモンサワーが400円と普通の価格帯。さらにワインはボトルでも揃えていて歌舞伎町のニーズにこたえます。
立喰い焼肉 治郎丸
東京都新宿区歌舞伎町1-26-3
11:30〜翌5:00
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3,559円
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5,600円
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2,500円
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6,385円
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