あいも変わらず肉欲旺盛の女子ナベコです。今回も目的はやはり安くてウマい肉! なんとデパート内のとある精肉店のローストビーフは、極上の味で高コスパのため、毎日長い行列ができているとか。
・老舗精肉店『肉匠もりやす』に行ってきました
訪れたのは『西武池袋本店』デパート内の『肉匠もりやす』。40年の実績を持つ老舗のもりやすでは、夕方5時から特別価格として、切り落としローストビーフをなんと100g 380円(税別)で販売しています。
・100g 380円の切り落としローストビーフ目当てに長蛇の列
このタイムセールが大人気。祝日、5時ちょうどに訪れると、すでに数10人ほどの行列ができていました。
テイクアウトなので進み自体は早いのですが、それでも順番が来るまで30分以上かかりました。
・高級肉のため通常商品は高価なものばかり
通常商品は100g 800円(税別)の国産牛ローストビーフだったり、
100g 2000円(税別)もするローストビーフなどがあります。
こんな高級肉店での切り落としというので、期待が高まります。
なお、 “切り落とし”というと見栄えが悪い部分の特価販売であるとすぐにピンと来ると思いますが、実はこの名称は肉匠もりやすが発祥。なんと昭和47年から、商品のあまった部分の肉を“切り落とし”として、求めやすい価格で販売を行なっていたのです。庶民の味方ですね。
有名な加工食品の競技会、『2012年DLG(ドイツ農業組合)国際品種競技会』で金賞を受賞した栗毛和牛イチボローストビーフも販売しています。
・100gでも注文オーケー
測り売りとなります。100gぽっきりでも注文オーケー。
・買って持ち帰ってきました!
買ってきました!
切り落としのため見栄えこそしませんが、老舗もりやすの絶品ローストビーフです。
タレとホースラディッシュ(西洋ワサビ)も小袋で提供してくれます。
お皿に開けるとこんな感じ。味はどうでしょうか?
きゃ~、コレは!!
思わず笑みがこぼれてしまいます。
・切り落としでもメチャメチャうまい
しっとりと柔らか。牛そのものの旨味がふっと優しく舌に乗ってきました。さらに、噛むごとに鼻から心地良い肉の香りが抜けていきます。これは至福。
もりやすでは、ローストビーフを10種類のスパイスと異なる温度で2回焼き上げているそう。不思議なことに、なぜか穏やかな農村といった田舎の風景がアタマに浮かびました。健全な環境で育った良質な牛たちが、丹念に調理されているイメージが鮮明です。
厚みこそ薄いですが、色はきれいなバラ色。肉自身に味がしっかりついているので、タレはあってもなくてもオーケーかと思います。
切り落としのため厚みは一定ではなく、ローストビーフをステーキのようにかぶりついて食べたい人には物足りないかもしれません。ただ、サンドイッチに挟んだりサラダにあえるには十分すぎる。もちろん、ビールのつまみにも最適です!
100g 380円(税別)の絶品ローストビーフ。池袋、渋谷の西武百貨店に夕方ごろに訪れるならハッキリいって買わなきゃ損です。
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