この夏、niconicoは全国各地で“ニコニコ町会議全国ツアー2014”というイベントを実施している。今年4月に実施した『ニコニコ超会議3』の濃縮版として7月にスタートして、8月16日には5ヵ所目となる宮城県富谷町での町会議が行なわれ、現地のお祭りとあわせて1万8000人の来場者を記録した。大成功をおさめた現場の熱気を、大量の写真とともにレポートしていこう!
■宮城もやっぱり雨ってどういうことなの……
宮城の町会議で筆者的に注目したいのは、未定となっていた9ヵ所目の開催地が明らかになったということ。町会議は全部で10ヵ所と発表されていたが、実は今年6月末の発表会では9ヵ所しか告知されなかった。今回、その最後の1ヵ所が、9月13日に栃木県の鬼怒川温泉であることがお披露目された。
さらに9月28日には名古屋栄、11月1日には大阪と、昨年と同じ都市圏での追加公演も決まった。こちらはほかの町会議とは雰囲気がちょっと異なり、交通の便がいいためケタ違いの来場者が集まる“都市会議”とも呼ぶべき規模だ。
↑追加公演はエンディングセレモニーの最後で明らかになった。会場と生放送の両方で「おおおおお!」と歓声が上がる。
ニュースはさておき、宮城の町会議だが、またしても雨という悪条件でのスタートとなった。今まで町会議は5ヵ所中、4ヵ所が雨という、なんだか雨神の祝福をうけたような奇跡が続いている。それでも昨年の町会議のように、台風で中止にならないだけマシなのかもしれない。
↑町会議は地元のお祭りとの併催がお約束で、宮城県富谷町では“おもしぇがらきてけさin富谷”とコラボしていた。ステージでのライブや多数の食べ物屋の屋台、花火と、まさに夏祭りといった内容だ。来場者も多く、町会議のすぐ隣が会場だったため、互いのイベントでお客が行き来していた。
↑毎会場恒例となる開演前の挨拶も、雨が降っていたため室内で敢行。出演者、運営、ボランティア、地元の方々一体となって円陣を組んで気合いを入れます!
↑降り続く雨の中、13時からオープニングセレモニーがスタート。5会場中、4ヵ所が雨という状況について、オープニングMCをつとめるニワンゴ社長の杉本氏が「でも止むんですよね。ミラクルというか気持ち悪いぐらい」と話を振ると、同じくMCの百花 繚乱さんが「われわれの力で奇跡を起こしていきましょう」と会場に呼びかけ、「おおーっ!」という声が上がる。
↑出演者も気合いが入ってます。実は今回の宮城での町会議は、町会議史上、通算で25(ニコ)回目となるniconico的には記念すべき場所なのです。
↑実は、富谷町の人口は全国の“町”において1位。富谷町町長の若生(わこう)氏は、「富谷町は大変若い町。人口は5万1000人台で2年後に市政に移行するということでその準備に入っている。47都道府県出身の全員が住んでいるというのも特色」と挨拶していた。
↑地元ユーザーを出演者に起用する“町MC”の担当、おろちさんを加えて、テープカットを実施。いよいよ、富谷町の町会議がスタートです。
その1はここまで! その2に続きます。
■関連サイト
・ニコニコ町会議2014全国ツアー 公式サイト
■お知らせ
ニコニコ超会議の全国ツアーバージョン“ニコニコ町会議2013”全祭りのほぼすべてを記録したレポート記事の電子書籍が発売中!
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