やぐらDJに宮崎の大地が揺れた! ニコニコ町会議 in 宮崎県西都市ほぼ完全レポート（その3）

2014年08月02日 16時00分更新

　7月27日、niconicoが開催した“ニコニコ町会議 in 宮崎県西都市妻町『西都夏まつり』”。ステージの様子をお伝えしたその1、ブースのその2に続いて、その3ではエンディングも含めたラスト1時間をレポートしていこう。

　とくに大きく盛り上がったのは、“町ボカニコ”だ。会場中央にあるやぐら上にDJセットを組み、その周囲をお客さんがぐるりと取り囲んで、ボカロ曲に乗って自由に踊りまくるという内容なのだが、今回のDJ、ゆよゆっぺさん（DJのときは「DJ'TEKINA//SOMETHING」名義ですね）が煽りまくったせいか、最初から出演者がステージトラックに出てきていっしょに踊るという熱狂ぶりだった。

↑町ボカニコが始まったのは、日が落ちかけてきた19時ごろ。気温が下がって少しだけ過ごしやすくなったこともあって、めちゃくちゃ集まってきました。

↑1曲目はゆよゆっぺさんの定番“Lilily☆Nation”。「全員飛べるかー？宮崎ー!!」とやぐらの上から声を張り上げる。

↑2曲目の“Just Be Friend”の途中、機材トラブルで突然音が止まってしまった。百花繚乱さんからの「ゆっぺくん、どうしたの？」という問いかけに、「いろいろあるね、やっぱ高いところって怖いよね。ごめんみんな、もう一回踊ってくれるかい？」とフォローし、一瞬さめかけた興奮を再加熱させた。

↑“ハッピーシンセサイザ”、“ダブルラリアット”と上げてきて、最後の“ブラック☆ロックシューター”でテンションMAXに。その途中で、やおらやぐらを降り始めるゆよゆっぺさん。

↑なんとメインステージに移動して、こっちでもお客を煽りまくり！「マジでありがとう宮崎最高だお前ら！本当に九州に来れてよかった!!」と感謝の言葉を口にして、大喝采を集める。

↑町ボカニコが終わると、すぐにエンディングセレモニーがスタート。13人のボランティアスタッフが拍手でステージに迎えられて、感謝の言葉を口にする。

↑出演者も最後の挨拶。千野ちゃんは「中継MCということで西都の町をグルっと回ったんですけど、電波の関係で中継できないところもあった。はにわを作ったり、頭の上にピーマンを乗せてみたり、野菜を使ったパスタやジェラートを食べたり、おいしくて楽しい中継でした。ありがとうございました」とコメント。

↑ゲーム実況のりーちさん、赤石先生は、『Minecraft』でつくった宮崎名物を披露。日向夏やマンゴー、地鶏の串、テレビちゃんの顔をしたハニワ、モアイなどがところ狭しと並んでます。

↑ぽあろさんが描いた町集合似顔絵もお披露目されました。めちゃくちゃかわいいタッチです。なんと56人!お疲れさまでした。

↑西都市市長の橋田氏は、「わけがわからんけど、若さとパワーと、躍動感を感じました。そしてこの西都がネットを通じて、全世界とつながったと。ありがとうございました」と挨拶。「市長！市長！」コールが起こって非常にアツかったです。

↑最後は“Fire◎Flower”をみんなで熱唱して、ヒートアップしたままエンディングを迎えた。

↑町会議の会場にはクロークが用意されており、現地で着替えてコスプレすることも可能。宮崎、かわいい子がめちゃくちゃいました!!

↑町ボカニコの音楽に高鳴る心をおさえきれず、オタ芸を打つ方々も!!

　筆者はニコニコ町会議を毎回取材してきているが、3年目になっても来場者の素敵な笑顔はまったく変わらない。取材していると、長年親しんでいるniconicoと、ブラウザーの向こうに見ていた有名ユーザーが自分の町に来てくれて本当にうれしいという気持ちがびんびん伝わってくる。次回は8月3日、愛媛県宇和島市での開催になるので、近県にお住まいの方でniconicoが好きならぜひ会場を訪れてみよう!!