「セキュリティとプライバシー」パネルのオプション設定
以前、『Macのセキュリティー向上のために押さえておきたい2つのポイント』と題して、外出先や職場など、不特定多数の人が周囲に出入りする環境でMacを使っている人のためのセキュリティー策を紹介しました。今回取り上げるのは、そこからさらに安全性を高めるための設定です。
今回も、使用するのはやはり「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」パネル。アイコンをクリックして同パネルを開きましょう。
パネルの左下には錠前のアイコンがあり、通常はロックがかかっています。アイコンをクリックして管理者パスワードを入力すると、右側にある「詳細」ボタンがアクティブになるのでクリックしましょう。
パネルが表示され、2つのオプションを指定できるようになります。上は、Macが操作されない状態が一定時間続くとユーザーがログアウトする設定、下は、「システム環境設定」の各パネルのうち、全ユーザーに関連のある項目の操作には管理者パスワードが必要になる設定です。
当然ながら、この2つのオプションは両方有効にしたほうがより安全です。時限ログアウトは、5分〜960分(16時間)の間で、1分単位で指定できます。離席時感が思わず長引くような時でも、この設定を有効にしておくと安心です。
「システム環境設定」の変更に管理者パスワードを要求するオプションを有効にすると、上図のように全ユーザーに関係する設定にはロックが掛かります。面倒といえば面倒ですが、「システム環境設定」の各設定は一度決めてしまうとそれほど頻繁に変えるものではないので、安全第一で有効にしておきましょう。
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