みなさん、こんにちは。MacPeople/週刊アスキー絶賛兼務中の吉田でございます。さて、本日土曜日なんですが、AppleがiPhone5の電源ボタン(スリープ/スリープ解除ボタン)の交換プログラムを開始しました(外部サイト)。
iPhone5のごく一部のスリープ/スリープ解除ボタンが機能しなくなる、もしくは断続的にしか機能しなくなるという不具合に対応するもので、対象となるのは2013年3月以前に製造されたiPhone5です。
iPhone5は2012年9月に発売されましたので、すぐに手に入れた人から年度末(3月)のキャッシュバックキャンペーンでiPhoneに乗り換えた人まで、とりあえずAppleのウェブサイトで該当するかどうかをチェックしておきましょう。
調べ方は簡単。Appleのウェブサイト(外部サイト)にiPhone5のシリアル番号を入力するだけ。私のiPhone5は対象に含まれるようですが、スリープ/スリープ解除ボタンは正常に動作しています。対象に含まれていても、ボタンの動きが正常なら交換プログラムに申し込まなくても大丈夫のようです。
iPhone5のシリアル番号は、「設定」アプリの「一般」→「情報」でチェックできます。なお、この交換プログラムは無償で受けられますが、画面が割れているなどのほかの問題があるiPhone5の場合は、修理料金が別途かかる可能性があるのでご注意を。
交換プログラムに申し込む前に、iPhoneのデータをバックアップしておきましょう。その上で、「設定」アプリの「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツを削除」で、iPhone5をオールリセットしておく必要があります。また、iPhone5のOSがiOS6の場合は、iOS7にアップグレードしておく必要もあります。
交換プログラムに該当するiPhone5を持っていてスリープ/スリープ解除ボタンの動きがおかしい場合は、2種類の方法でAppleリペアセンターに送付できます。
修理にかかる時間は、AppleリペアセンターにiPhone5が到着してから4〜6日なので、店頭もしくは郵送で修理を申し込んでから、iPhone5が戻ってくるのは最短でも一週間ぐらいは見ておきましょう。また修理が始まるのは5月2日からなので、それ以前に申し込むとさらに修理されたiPhone5が返却されるまで、プラス数日かかる可能性があります。
1つはApple Storeの直営店や正規サービスプロバイダーでの申し込みです(外部サイト)。こちらに持って行くと、プログラムの対象がどうかを現場で再チェックされ、Apple StoreやサービスプロバイダーがAppleリペアセンターに送付してくれます。修理が完了したら連絡がもらえるので、再度Apple Storeやサービスプロバイダーへ取りに行く必要があります。
なお、このとき16GBモデルiPhone5を代替機として貸し出してもらえますので、必要な人は、その場で申し出ましょう。
もう1つは、ピックアップ&デリバリー修理。Appleに電話して送付用の梱包箱を取り寄せ、それに交換プログラムに該当するiPhone5を入れて返送するだけ。ユーザーが送料を負担する必要はありません。ただし、運送業者から梱包箱が送付されてきたら、その場で梱包して運送業者に手渡すことになりますので、事前のバックアップとリセットは忘れずに。
なお、この交換プログラムが始まる前に同様の問題で有償修理していた場合は返金してもらえるので、Appleのサポート(外部サイト)に問い合わせましょう。
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