コンテクストメニューで「辞書」を呼び出す
OS Xには標準で辞書機能が付属しています。ウェブページやメールメッセージを読んでいて知らない単語が出てきたら、その文字列を選択した状態で右クリック(または「control」キー+クリック)でコンテクストメニューを呼び出しましょう。いちばん番上の「"○○"を調べる」を選べば、説明文がポップアップするんです。
なお、他社製アプリなどでは、コンテクストメニューの一番上ではなく、中ほどに「辞書を検索」という項目が表示されることもあります。この場合も利用する機能は同じです。
この機能では、国語事典、英和/和英辞典、Apple用語、Wikipediaの4つの辞書を串刺し検索してくれます。複数の辞書に説明がある場合は、辞書名とその説明の一部が表示されるので、目的の辞書を選んでクリックすれば、全文を読めます。
わからない単語はGoogleなどの検索エンジンで調べている人も多いかと思いますが、内蔵辞書を使ったほうが手間が少ないですし、簡単な調べ物なら十分間に合います。ナニゲにお勧めの機能なんです。
ちなみに、この機能の本体は「辞書」アプリとして「アプリケーション」フォルダーに入っています。ダブルクリックして開いてみましょう。
これが「辞書」のインターフェースです。使い方は、検索欄に文字列を入力するだけ。4種類の辞書をすべて検索することもできますし、特定の辞書を指定することも可能です。もっとも、わざわざこのアプリを立ち上げるくらいなら、Googleなどで調べたほうが早いかもしれません。やはりコンテクストメニューを利用するのがお勧めです。
OS Xの辞書機能のよいところは、アプリを立ち上げる必要がないことと、Wikipedia以外はオフラインでも使えることです。地味ですが、けっこう役に立つので、覚えておくといいですよ。
* * *
さて、好評発売中のMacPeople 4月号では、Macintosh30周年特集第2弾として、Macintosh PortableやPowerBookなど、歴代ノート型Macをたっぷり紹介しています。第2特集では、MacやiOSデバイスで採用されているプロセッサーやメモリー、Thunderboltインターフェース、SDといった各種ハードウェアの最新テクノロジーを20ページにわたって解説。そのほかにも、Googleサービス使いこなし術、MacやiPhone/iOSのトラブル解決技など、じっくりと楽しめる特集をラインアップしています。
|
また、1号前の3月号では、Macintosh 30周年記念の第1弾として、初代Macintoshから始まる各種デスクトップ型Macの歴史を紐解いていきます。もちろん、68K MacだけでなくPowerPC搭載のiMacやPower Mac、インテルCPU搭載マシンを含む一体型、デスクトップ型すべてです。そして第2特集では、最新のMac Proを詳しく紹介。この2つの特集記事だけで80ページ以上もありますよ! 4月号と併せて、保存版として持っておきたい1冊です。
|
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります