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OS Xのターミナルで唱えるおまじない「defaults」コマンド入門|Mac

2014年03月05日 21時00分更新

 Macのユーティリティーフォルダーにある「ターミナル」アプリ。存在は知っているけれど起動したことがない、起動したけれどわけがわからずすぐ閉じた、というMacユーザーも多いのではないでしょうか? そもそも、コマンドを使う意味がわからないという声も聞こえてきそうです。

terminal_itunes

 極端な言い方ですが、コマンドの意味がわからなくてもかまいません。効果がわかればいいのです。そして、その効果を知る最短距離にあるのが「defaults」、アプリの「ウラ設定」を有効にするコマンドです。

terminal_itunes

 まずは基礎中の基礎から話を始めてみましょう。「ターミナル」を起動し、「$」の後ろに四角いカーソルがあることを確認してください。これが、コマンド入力待ちの状態です。

 コマンドはキー入力が基本ですが、コピー&ペーストでもかまいません。今回はdefaultsコマンドの効果を知ることが目的ですから、以下の文字列をコピーし、ターミナルにタスクを切り替えペーストしてみましょう。

defaults write com.apple.iTunes high-contrast-mode-enable -bool true

terminal_itunes

 なお、ペーストしたあとには「enter」キーを押すことを忘れずに。「enter」キーを押すことで、入力作業の完了とコマンドの実行開始をMacに伝えるのです。すぐに新しいプロンプトが表示されますから、それでコマンドの効果が効いた状態になります。

 では、iTunesを起動してください。ふだんは背景色が白のはずですが、黒に変わっていますよね? iTunesの環境設定画面にそのような項目はありませんが、defaultsコマンドを使えば、このような隠し設定を引き出せるのです。

terminal_itunes
terminal_itunes

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