OS XのDockにしまう隠しエフェクトを呼び出すターミナルコマンド｜Mac

2014年07月16日 21時00分更新

　本連載では、Macの「ターミナル」アプリにdefaultsコマンドを入力して、OS Xの隠し設定を引き出す方法を紹介しています（関連記事はこちら）。

　OS Xのウインドウ左上にある黄色ボタンをクリックしてDock領域へしまうときの表示効果には、「ジニー」と「スケール」の2種類が用意されています。

　どちらを利用するかは、「システム環境設定」の「Dock」パネルで選択できますが、そこには表示されない表示効果があるのをご存知でしょうか？

　以下のとおりターミナルで「defaults」コマンドを実行すると、ウラの表示効果「サック」が有効になります。ウインドウの両端が交互に折り畳まれるようなアクションで、Dock領域に収まる様子を確認できるはずです。

Dockの隠しエフェクト「サック」を有効化する

defaults write com.apple.dock mineffect suck [enter]

killall Dock [enter]

　続いて、元に戻します。

defaults delete com.apple.dock mineffect [enter]

killall Dock [enter]

　なお、「Dock」パネルでジニーかスケールを選択すれば、defaultsコマンドを実行せずにサックを無効化できます。

　ほかにも、「OS X Mavericks対応 defaultsコマンド活用術 I」では、OS Xの隠し設定を引き出すための必須コマンドを紹介しています。AmazonでKindle版が好評発売中です。

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