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OS Xのカレンダーの週表示を2日間に変えるターミナルコマンド|Mac

2014年07月09日 21時00分更新

 本連載では、Macの「ターミナル」アプリにdefaultsコマンドを入力して、OS Xの隠し設定を引き出す方法を紹介しています(関連記事はこちら)。

 OS XとiOSの融合を象徴する機能のひとつに「フルスクリーン」があります。デスクトップ全域をひとつのアプリが占めることで、さまざまな要素を一度に表示できるようになりました。

 「カレンダー」は、限られた時間/期間にスケジュール(イベント)を詰め込むため、情報が過密になりがちで、フルスクリーン表示に適したアプリといえます。

terminal_ical

 週単位の表示もフルスクリーンなら余裕……。のはずが、忙しい人はイベントの詰め込み方が尋常ではありませんから、一度に表示するのは、カレンダーの「環境設定」で指定できる7日や5日では足りない、広々と表示できる2日にしてほしい、という要望もあるはずです。

 そんな人は、カレンダーを終了してからターミナルを起動し、以下のとおりdefaultsコマンドを実行してみましょう。次回カレンダーを起動したときには、週表示が2日に変わっているはずです。

terminal_ical

カレンダーの週表示を2日間にする

defaults write com.apple.ical "last calendar view description" "2-day"  [enter]

terminal_ical

 続いて、元に戻します。

defaults delete com.apple.iCal "n days of week"  [enter]

terminal_ical

 ほかにも、「OS X Mavericks対応 defaultsコマンド活用術 I」では、OS Xの隠し設定を引き出すための必須コマンドを紹介しています。AmazonでKindle版が好評発売中です(外部サイト)。


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