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WiFi+GPS初搭載『EOS 6D』フルサイズ一眼発表:Photokina2012

2012年09月17日 17時00分更新

 キヤノンは、ドイツ・ケルンで開催中のPhotokina2012にあわせ、35ミリフルサイズCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフを発表した。

『EOS 6D』
●予想実売価格 19万8000円前後(ボディーのみ)、29万8000円前後(レンズキット)
●12月上旬発売予定

EOS_6D

 有効2020万画素のフルサイズセンサーに加え、最新の画像処理エンジン“DIGIC 5+”を備える。常用ISOは100~25600と上位モデル『5D Mark III』と同等の高感度性能を実現。フルサイズならではの美しいボケ味も楽しめる。重さ690グラムと軽量で、フルサイズセンサー搭載機では、いちばん下のクラスとなる製品だ。

EOS_6D

 高速で高精度な11点AF測距と、EOSでは初となる低輝度限界の“EV -3”を実現。暗いシーンでのAFが効くようになった。ファインダーはペンタプリズムを採用し、視野率97%。『5D Mark III』同等の防塵・防滴性能を備える。

EOS_6D

 フルサイズで撮ってはみたいけど、そこまで使いこなせるか心配。という人向けに、撮影者のレベルにあわせて使い分けができるモードダイヤルを採用。ひとつのモードダイヤル上に、カメラ任せの“オート”、そこからステップアップしたい人向けにシーンを指定する“スペシャルシーン”、上級者向けの“マニュアル”がある。

EOS_6D

 また、EOSでは初となる機能として、GPSログが記録できる“GPSレシーバー”を備えるほか、PCへのデータ専用や、スマホからの操作でクラウドサービスへ写真を保存できる無線機能を内蔵。

 スマホとの連携では、専用アプリを使うことで、スマホの液晶でライブビューとして使用できたり、撮影設定やオートフォーカス、ピント拡大に加え、シャッターを切ることも可能。カメラから離れても、スマホで画面を確認できるため、気配を感じさせたくない野鳥の撮影のほか、自分を含めての記念撮影などにも便利そうだ。

●おもなSPEC
撮像素子 35ミリフルサイズ(35.8×23.9mm)CMOSセンサー
有効画素数 約2020万画素
映像エンジン DIGIC 5+
ISO感度 100~25600(拡張50、51200、102400)
連写(秒あたり) 約4.5コマ
ファインダー 視野率97%
オートフォーカス 11点AF(中央1点クロス)
液晶 3インチ(約104万ドット)
記録媒体 SDXCカード(UHS-I対応)
GPS 内蔵
WiFi 内蔵
サイズ/重量 144.5(W)×71.2(D)×110.5(H)mm/約755g(撮影時)

■関連サイト
キヤノン EOS

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