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カメラ女子が映画に!その名も『女子カメラ』の主演はAKB48研究生の光宗薫ちゃん

2012年08月11日 09時00分更新

 ハイスペックかつコンパクトでオシャレなデジカメを片手に、写真撮影を楽しむ“カメラ女子”。カメラをモチーフに、写真サークルに所属する4人の女子大生たちと家族の姿を描いた劇場映画『女子カメラ』が晩秋公開になる。8月10日、完成披露記者会見が東京・秋葉原のUDXシアターで行なわれた。

女子カメラ

 主人公・吉澤美樹を演じるのは、2011年3月に神戸コレクションモデルオーディションでグランプリに輝き、その後AKB48の13期研究生となった光宗薫さん。記者会見に出席した、向井宗敏監督は「芯がしっかりとしたイメージがあった」と主役に抜擢した理由を語る。また、脚本も手掛ける監督は「主役が光宗さんに決まってから、光宗さん寄りに脚本も書き直しました」と裏話を明かした。

女子カメラ

 映画の出演も主演も初めての宗光さんは、「役の年齢が実年齢と近いので、ストーリーに入り込みやすかったです。ふだん仲良しのグループも映画と同じ4人組なので、友達の名前を思い浮かべながら演技しました」と、はじめての体験を振り返っていた。

女子カメラ

 今回、映画として女子大生とカメラをモチーフにしたきっかけについて、向井監督は「私自身、映画を撮ったりもしますがフォトグラファーでもあります。そんな中、最近カメラを手にする女性が増えて女性が撮った写真を見ることが多いんですが、女性の作品には何かパワーを感じて魅かれるものがあるんです。それが脚本を書き始めたきっかけですね」と映画への思いを語った。

女子カメラ
女子カメラ
女子カメラ

 主人公の脇を固めるのは、女性ファッションモデルやドラマ、映画などで女優としても活躍する熊谷弥香さん(左)、高山都さん(中央)。2013年秋公開予定の映画『飛べ!ダコタ』で映画初主演を果たす新人女優の園ゆきよさん(右)も出演している。

女子カメラ
↑女性に人気の『OLYMPUS PEN』や『XZ-1』、ウルトラブック『HP ENVY 14 SPECTRE』などを手に登場した出演者と、向井監督(左)。

 ストーリーは、卒業を間近に控えた写真サークルのメンバー4人が卒業旅行を計画したことから始まる。教育実習で急に参加できなくなった主人公、旅行代金の紛失といったトラブルが続き、なんとなく歯車が合わなくなった4人。仲直りをしてもどこか空虚な思いを抱く主人公・美樹が父から聞いた家族写真への思いに端を発し、さまざまな写真とともに、流れるようなありふれた日常を、東京、大阪、鹿児島を舞台に優しく切り取っていく、心優しい物語になっている。

女子カメラ

 公開はヒューマントラストシネマ渋谷で11月24日から。以降全国で順次公開していく。また、10月2日~14日にコピス吉祥寺、11月中旬から吉祥寺アトレで劇中使われている写真の展覧会を開催。映画の舞台でもあり、カメラ女子のメッカとされる吉祥寺で、カメラ女子の感性を楽しんだ後、映画を楽しもう。

■関連サイト
映画『女子カメラ』 公式サイト
 

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