マイナーなBlackBerryの記事の中でも多めのRTをいただいた『P'9981 smartphone from BlackBerry』、ポルシェデザインによる約20万円のBlackBerry、北米やヨーロッパではすでに発売されています。
↑ポルシェデザインの本拠地、ドイツではこんなに大きな広告が。スマホ本体もでっか~い。 |
国内でも輸入品が売られてますけど、高価ゆえ日本で「買った」という声をほとんど聞かないこの端末、にゃんとウチに来たの! 3月14日じゃなかったけど、1日遅れの15日に!
キタワァ……約20万円のポルシェBB!! |
ディスプレー | 2.8インチTFT液晶(640×480ドット) |
CPU | MSM8655(1.2GHz) |
メモリー(RAM) | 768MB |
内蔵ストレージ | 8GB ※16GBのマイクロSDが付属 |
カメラ | 500万画素 動画は1280×720ドット |
バッテリー | 1230mAh |
その他機能 | NFC、802.11a/b/g/n、Bluetooth |
3G通信速度 | 下り14Mbps、上り5.7Mbps |
本体サイズ | 67(W)×11.3(D)×115(H)mm |
本体重要 | 155g |
スペックはBlackBerry Bold 9900とほぼ同じで、大きな違いは重量が25g重くなっていること。これは、素材に採用した鍛造ステンレスが理由と思われます。
キーボードを含むオモテ面の鋳造ステンレスは、写真ではシルバーに見えるかもしれませんが、実物はシャンパンゴールドに近い色。質感はマットで、人の肌のようにスベスベで、触れているとキモチいいです。
背面のバッテリーカバーは本革製。クンクンして確認しました、間違いない。
キーボードの形状もかなり違う |
キーボードの形状も9900とは異なります。9900はキー全体がゆるやかなカーブを描いており、両手で持ったときになじむのですが、ポルシェは横にまっすぐ。これまでMWCで少し触った印象はあまりよくありませんでしたが、しばらく使っているうちにまったく問題なくなってきました。
重量も同様で、ポルシェの場合はこのズッシリ感が高級感につながっているよう。約20万円の重みであります。
約20万円ですから、パッケージも付属品もハンパないっす。
箱の大きさはiPhoneの6倍 |
↑iPhone 4Sのパッケージと比較しました。で、でかいw。 |
実にゆったりwと、付属品が箱の中に納められています。最下段にあるだ円、四角、三角のBlackBerryロゴ入りパーツは、各国試用のACアダプターです。
↑リモコン兼マイク内蔵、クリップも付いたヘッドセット。重低音が強めです。 |
↑本体のPINが書かれたカード。ポルシェBlackBerry所有の免許証といったところ。 |
クレードルも鋳造ステンレス&本革製で、本体を立てたときに一枚の板のような一体感があります。クレードルに本体を置くと、自動的に充電が始まります。
↑専用クレードル。本体を立てて充電可能。 |
↑一枚の板のような一体感。美しい……。 |
中身も見てみましょう! この端末のOSは7.0で、BBMのNFCに未対応などドコモ版BlackBerry Bold 9900とはほんの少し機能面で差異がありますが、まぁ何といっても最大の特徴はオリジナルデザインの『Porsche Design』というテーマです。
ホーム画面 |
↑デフォルトの『Porsche Design』というテーマ。BlackBerry Bold 9900などが採用している『BlackBerry 7』テーマは入っていない。 |
このアイコンをご覧あれ |
↑ポルシェBBの特徴のひとつ、オリジナルデザインのアイコンです。見やすいかどうかはさておき、いい味出してます。 |
↑オリジナルデザインのアイコン、続き。サードパーティー製アプリやウェブのブックマークには適用されません。 |
↑オリジナルデザインのアイコン続き。音楽プレーヤーや画像ギャラリーなどのアプリももちろん特別仕様。 |
↑『アプリケーション』フォルダー内の付属アプリも、オリジナルデザインです。見分けにくいものもあるけど気にしない! |
↑『ゲーム』フォルダー内もこのとおり。右は『Word Mole』のネズミです。 |
しかし……日本語入力はサポートしてません。
日本語は使えるかしら? |
↑表示と入力に日本語が使えるか、『Language and Input Method』をチェック。 |
ショボ〜ン(´・ω・`) |
↑日本語、ねぇっす……。期待してなかったけどね……。 |
ハードの中身もチェック。バッテリーカバーは本体裏の前面を覆っており、そのせいかマイクロSDカードスロットの位置が9900とは変わりました。
マイクロSDスロットはいずこへ? |
↑ポルシェはカメラ回りのステンレスが分厚いためか、マイクロSDカードスロットの位置がてっぺんに変わっています。 |
裏ブタをはがして気づいたのが、ステンレスの厚みです。ほれぼれするほど分厚い……。男性の厚い胸板を思い起こさせるわ……!
ステンレス、ハンパねぇっす! |
↑フレームのステンレスは約1ミリもの厚さ。カメラとLEDフラッシュも分厚いステンレスの台座で守られています。 |
編集部のオジサマの間でも、「これはいい」、「欲しい」との声多数でした。日本でも販売されたらいいのにぃ~。
※本記事は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではありません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。
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