週刊アスキー本誌でもおなじみの覆面レスラー・菊タローさんが、イオシスのAndroidタブレット『ioPad6』を引き取りに来たのですが、かわりに新しいブツを手渡してきました。覆面かぶって、無地の箱を渡してくるのですから、このうえなく怪しいブローカーみたいです。
パッケージは無地 |
詳しく話を聞くと、テレビにつなげるAndroid端末ということ。そういうデジタルガジェットなら大好物ですので、早速自宅に持ち帰り試すことにしました。
オプションは豊富 |
箱を開けてみると、本体(らしきもの)、ステー、ACアダプター、HDMIケーブル、コンポジットケーブルが入っています。
前面 |
背面 |
端子類は…… |
豊富です! |
前面にはマイクロSDカードスロット、背面にはAV端子、USB端子(OTG)、HDMI端子、LAN端子、電源端子、リセットスイッチ、RECOVERスイッチ、電源スイッチがあります。
オッケー。マニュアルを読まなくても使えそうです。今度は小さい箱のほうを開けてみます。
専用リモコンも同時発売 |
なんか…… |
すっごくデジャブです |
小さい箱には、すっごく見たことのある怪しげなリモコンが入っていました。既視感ってヤツですね、きっと。
テレビの上に設置可能 |
今回はテレビ横に置きました |
前述のステーを使うとテレビの上に本体を設置可能です。ただ、うちのテレビにはWiiリモコンのセンサーが鎮座奉っているので、テレビの右下に置きました。
満を持して電源を入れます。
起動画面 |
おなじみのロゴマークとともに“ioBox”の文字が表示されます。そしてしばらく待つと……。
Androidだ! |
数分待っていると、見慣れたAndroidのホーム画面が表示されました。ロック画面は表示されませんが、携帯して使うものではないですから当たり前ですね。
Ωマーク |
リモコンを見ると、Ωっぽいマークが描かれています。なんとなく機能ありげな意匠です。
Ωマークに触れるとポインター操作可 |
Ωマークに触れながらリモコンを動かすと、画面にポインターが現われました。Ωマークに触れている間だけ、モーションセンサーが作動するわけですね。
個人的にはWiiリモコンより使いやすいです!
決定は下部ボタン |
決定ボタンはリモコンの下部にありました。これを押すと、タップしたことになります。
Androidはバージョン2.3.1 |
操作方法がわかったので、設定画面をぶらぶら散策すると、Androidのバージョンが確認できました。“2.3.1”です。実用上、まったく問題ないバージョンですね。
Bluetooth対応 |
ポメラ DM100が使えました! |
各種設定をするのにメンドーなので、Bluetoothキーボードを接続してみました。ちょうどリビングに『ポメラ DM100』があったので、ダメ元で接続してみると、あっさりつながります。『ioBox』のBluetoothはHIDプロファイルに対応しているようです。ということは、マウスも使える可能性が高いですね。
ブラウジングは快適 |
キーボードを接続できたので、ブラウザーを試してみると、なかなか快適です。ネットブックと同等ぐらいのスピードは実現されています。
ブラウザー上でYouTube再生可能 |
ブラウザー上でYouTube動画も再生可能です。YouTubeアプリで動画が再生されちゃうと、週アスPLUSに戻ってきてくれるか心配なので、週アスPLUSスタッフも一安心です。
Androidマーケット対応 |
ホーム画面にアイコンがあるから当たり前ですが、Androidマーケットにも対応しています。恒例のベンチマーク2本をインストールしてみましょう。
AnTuTu Benchmark 性能評価 |
Quadrant Standard Edition |
ベンチマークの結果は、『AnTuTu Benchmark 性能評価』が2079、『Quadrant Standard Edition』が1226と、ちょっと寂しい数字です。
でも、ほんのちょっと前のテレビ、DVDレコーダーの番組表に比べれば100倍マシな動作速度なので問題なしです。
今度はゲームをインストールしてみます。
Flick Golf!も…… |
Angry Birdsも遊べる! |
『Flick Golf!』、『Angry Birds』はほぼ問題なく遊べます。マルチタッチ必須のゲームは無理ですけど……。
傾け系ゲームのRiptite GPはNG |
端末を傾けて操作する『Riptite GP』は無理でした。傾きを検知する機能をリモコンに搭載してほしいところです。
スマートテレビがすぐほしいアナタに! |
『ioBox』は本体が9999円、リモコンが3500円。アンダー1万4000円でネットワーク未対応のテレビが、スマートテレビ的端末になるのですからコストパフォーマンス抜群です。
つぎのデジタルガジェットデリバリーも楽しみにしていますね、菊タローさん!
CPU | ARM Coretex-A8(1.2GHz) |
メモリー | 512MB |
ストレージ | 4GB |
対応メディア | マイクロSDHCカード(最大32GB) |
ネットワーク | 11b/g/n無線LAN、10/100BASE-Tイーサネット |
インターフェース | irDA、マイクロSDカード、USB2.0、Bluetooth、HDMI |
OS | Android 2.3.1 |
ioBox
販売元:イオシス
価格:9999円(本体)、3500円(リモコン)
製品公式サイト
著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります