マイクロソフトのプレスカンファレンスは、去年にも増してのKinect押しでした。『マスエフェクト』や『ゴーストリコン』など、人気シリーズの最新作が軒並みKinect対応。音声認識で、仲間に指示を出す操作などがよりリアルになっています。
『マスエフェクト3』はSF世界を舞台にしたRPG。異性人たちとの会話が音声認識でよりリアルに楽しめる。 |
Kinect自体の進化も見逃せないポイント。指先のトラッキングで文字を書いたり、ぬいぐるみなどをスキャンしてゲーム内に登場させることが可能になります。
指先トラッキングのデモ。一本指を立てて手を動かせば、指先が空間に線を描く。『ドラえもん』の“空気クレヨン”みたい。 |
今後展開するXboxのインターフェースやサービスも、Kinectを強く意識しています。文字入力がしづらいゲーム機にうってつけの、音声認識によるBing検索機能を導入。また、Kinectならではの、コントローラーやリモコンをもたなくても操作ができ、リラックスして楽しめる映像サービスに力を入れているようです。
YouTubeが“Xbox LIVE”で楽しめる! 有料系の映像サービスは日本では導入されないケースが多いのですが、これには期待したいところ。 |
Xbox 360の販売台数が伸び悩んでいる日本にいるとあまり感じませんが、Kinectは世界で1000万台を突破する大ヒットを記録しています。今日の発表を見ていると、Xbox 360タイトルを出す以上、Kinect対応は事実上必須になっているなと感じました。PC用の開発キットもリリース予定で、Xbox 360の周辺機器というよりも、マイクロソフトの主力製品になりつつある気がします。
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