レガシー技術を逆手に取ったVAIOだけの機能
モバイルワークにおいても、USB Type-Cのありがたみを感じるはずだ。USB PDに対応したUSB Type-C充電器が利用できるため、スマホと充電器を共有することが可能となる。これにより、外出や出張時の荷物を軽減できるだけでなく、ACアダプターを忘れてしまった場合、USB Type-C充電器を購入すれば、なんとかやり過ごせる。
さらに、VAIO Pro PJとVAIO Pro PKには、もうひとつおもしろい機能も用意されている。従来の携帯電話やスマホで活用されてきた5V/1.5Aタイプの充電器でも充電できてしまうのだ。もちろん、ACアダプターやUSB PDを使った充電に比べれば、満充電まで時間はかかるが、出張時ならホテルで寝ている間に充電は完了する。ビジネスホテルならスマホ用として充電器が用意されているケースも多いので、充電器を持ち歩かなくても十分乗り切れてしまう。
また、モバイルバッテリーでも充電ができるため、スマホ用にと大容量モバイルバッテリーを持ち歩いているならば、それを活用することもできる。最近は1万mAhでも薄くて軽いタイプもあるので、万が一のためにカバンに忍ばせておいておくといいだろう。
コンシューマーの場合は、最新技術に敏感で、すぐ飛びついて利用しようとする傾向にある、しかし、ビジネスの場合はなかなかレガシーシステムから離れられず、最新技術もかなり熟れてこないと利用されない。この1年でビジネス向けマシンにも当たり前のように搭載されるようになったUSB Type-C。その機能性について理解を深め、レガシーから脱却することで生産性は向上し、より一層働き方改革が進められるはずだ。
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