ごきげんよう、アスキーのモグモグ担当ナベコです。焼肉、餃子など、好きな食べ物がたくさんある中でも“お寿司”って別格。寿司という言葉を聞いただけでも心がわきたちます。なぜ寿司はそこまで魅力的なのか。
さて、回転寿司チェーン「スシロー」は「気仙沼産フカヒレのにぎり」を12月18日から発売します。
豪華にも、高級食材として知られる“国産フカヒレ”を使用した寿司。100円回転寿司チェーンのスシローでフカヒレが登場するとは、驚きではないですか。
気になる価格は、一貫300円(税別)。スシローの中では高値のお皿ですね。ですが、300円だったら手が届かないほどではありません。そもそも、寿司のネタとしてフカヒレって、そんな贅沢していいんですか。
気になるお味はどうでしょう? ひと足先に食べてきました!
フカヒレの寿司と茶碗蒸しが同時発売
・「気仙沼産フカヒレのにぎり」300円(税別)
※持ち帰り不可
スシローでフカヒレのにぎりは初めてではなく、今年の5月に登場したことがあります。その時は、3日間限定の特別ネタでした。今回、終売の時期は特に決めてないようなのですが、売切れ次第終了とのこと。気になる人は早めに足を運んだほうがよさそうですよ。
・「フカヒレあんかけ茶碗蒸し」240円(税別)
※持ち帰り不可
なお同時に、同じく気仙沼産フカヒレを使用した「フカヒレあんかけ茶碗蒸し」も登場。スシローで人気の茶碗蒸しに、フカヒレを使用した“あん”を合わせたとのこと。
フカヒレが大きくてびっくり!
さて、こちらがフカヒレのにぎりです。
フカヒレ、大きいです!
子供のゲンコツくらいあるフカヒレ。フカヒレが大きくて、上からだとシャリが全然見えません。
フカヒレは、味、形、大きさで価格帯が決まると言われます。ここまで大きいものを回転寿司チェーンで出すに至るまでは、なかなか頑張ったのではないかと。
なお、使用しているのは宮城・気仙沼産のフカヒレ。気仙沼はサメの加工が昔から盛んで、世界的にも屈指のフカヒレの産地です。気仙沼では“フカヒレの寿司”を出すお店もあるようですよ。
素晴らしい“モキュモキュ食感”
さあ、いただいてみましょう。なお、フカヒレは味付けされているので、醤油をつけなくてもオーケー。
パクッ。
厚みがあって、コリコリ、モキュモキュ。
フカヒレというと、歯触りが特徴かと思いますが、“コリコリ”だけじゃなく、とても身が厚いため“モキュモキュ”っとするんです。筋や弾力ある部分が合わさった重層的な食感が、噛むたびに何度も楽しめて恍惚状態に。
さすが高級食材! 食感が神!
ほぐし身のフカヒレはたまに食べる機会がありますが、ほぐし身とは全然違う! 食感の素晴らしさを思いっきり感じられます!
味付けは中華系のお出汁のようでした。高級な中華料理のフカヒレの姿煮を寿司にしたようなイメージです。そっと添えたシャリ(というのもフカヒレが大きいので、シャリ側がまるでトッピングのよう)のほんのりとした甘みが、中華系の出汁の味を受け止めて、きゅっとまとめてくれます。
茶碗蒸しもおいしい。けどやっぱり寿司がスゴイ
フカヒレの茶碗蒸しもおいしいです。エビ、ホタテ、ギンナンなどが入った、スシロー定番の茶碗蒸しに、フカヒレのほぐし身を入れた“あん”をプラスしています。とろみがついた“あん”はフカヒレの旨みが感じられ、コリコリ感も楽しめます。
ただ、茶碗蒸しはフカヒレのにぎりを食べる前にいただいたほうがいいかも。フカヒレのネタがあまりにも大きくてインパクトがあるため、その後に茶碗蒸しを食べると“フカヒレ感”が物足りなく感じてしまうかもしれません。それくらい、フカヒレのにぎりがスゴイ!
ところで、フカヒレというとコラーゲンがたくさん入っていると聞きます。コラーゲンが関係するかわかりませんが、フカヒレがおいしいので、心のつやめきが増すこと間違いなし。あと、フカヒレをつまみに飲むお酒もおいしい! スシローでちょい飲みする人も、つまみとしてフカヒレにぎりを食べてみてはどうでしょう。割烹で飲んでいる気分になれるかも。
スシローのフカヒレにぎりは12月18日から。なくなり次第終了とのこと。繰り返しになりますが、前回は3日間限定だったので、今回も早くなくなってしまう可能性はあります。食べたいなと思った人はぜひ早めに足を運んで、フカヒレの魅惑の食感を堪能してみてください。
書いた人:記者ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメやっています.情報募集中→【Twitter】【Facebook】♪
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