週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

高級キリマンジャロコーヒーが好評

セブン「青のコーヒー」10円高いが「お得」との声

2019年12月12日 10時30分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

セブンに「白の定番」と「青の贅沢」。

 みなさん、セブンの「青のコーヒー」、飲みましたか?

 セブン-イレブンでは、12月4日から「青のコーヒー」こと「高級キリマンジャロブレンド」を販売中です。R(レギュラー)110円、L(ラージ)160円。

「高級キリマンジャロブレンド」。レギュラー110円。普通のホットコーヒーより10円高いです。

 高級銘柄として知られるキリマンジャロ豆を贅沢に使用し、ヘビーなボディと甘みを実現したとのこと。

 コーヒー豆の“キリマンジャロ”といえば、高級豆の王道。コーヒーにあまり詳しくないという人でも耳にしたことはあるでしょう。価格もちょっと高く、定番の「ホットコーヒー」がR 100円、L 150円なのに対して、10円高値です。とはいっても、10円なので本当に“ちょっと”の差。

セブンの10円高い「青のコーヒー」はおいしいか?

 はたして10円の差で味は変わるのでしょうか?

左が「高級キリマンジャロブレンド」、右が定番の「ホットコーヒー」。

 飲み比べてみると、ひと口目から明確に「違う」とわかりました!

 定番コーヒー、いわゆる「白のコーヒー」は、スッとなめらかに入ってきて、酸味、苦みがバランス良く広がるのに対して、「青のコーヒー」は口に含んだ瞬間からドシンとした重量感ある味わい。苦み、コクが深く、芯がしっかりとしています。

 けして白のコーヒーが薄いというわけではないのですが……。私は、青のコーヒーを飲むその日までは、セブンのコーヒーは100円にしては豆の旨みがしっかりと感じられて飲みごたえあるなぁ、と思っていました。でも一度、青のコーヒーを飲むと、比較した時に白のコーヒーがふわっと軽い。高級豆の貫禄を見せつけられた気分です。

コーヒーの色みはほぼ同じです。

 発売して一週間たちましたが、SNSではおおむね好評。「この味ならカフェ行かなくてもいい」「10円の差額でこの味ならお得」といった好意的な声が多いです。ただ、もちろん好き好きで評価はわかれるもので、「ふだんのコーヒーのほうが好き」「慣れない」といった声も見かけられます。白のコーヒー派も健在ですよ。2種のコーヒーの両方にファンがいる、良い状況ではないでしょうか。

 また、「いつものコーヒーより飲みやすい」といった声もあるようです。

 そうなんです。青のコーヒーが“濃い”というと、飲みづらいのかもと思うかもしれませんが、深煎りのため酸味があまりなく、苦みの中にほんのりと甘みも感じられます。白のコーヒーのほうが酸味を感じやすかったので、コーヒーの“ツーン”とした感じが苦手という人にとっては、青のコーヒーのほうが飲み進めやすいかもしれません。

 セブンのコーヒーのバリエーションが増えたのがいちばんうれしい点。サンドイッチなど食事に合わせるなら白のコーヒー、眠気覚ましに青のコーヒーなど、シーンによって変化をつけるのアリです。

 ちなみに青のコーヒー、マシンの仕組みもおもしろいですよ。専用のコーヒーマシンに青いカップをセットすると、自動で認識してくれて、高級キリマンジャロブレンドが注がれるようになっていました。白いコーヒーカップでうっかり高級コーヒーを注いでしまった……といった心配が不要です。色でカップの違いを認識するよう、システムが組み込まれているんですね。

 マシンの仕組み含めて興味深いセブンの青のコーヒー。まだ、という人は10円奮発して試してみては。いつもとは違う味を楽しめます!

※価格表示は消費税8%の「税込」

■関連サイト

書いた人:記者ナベコ

酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメやっています.情報募集中→【Twitter】【Facebook】

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事