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サイゼリヤの「ラム串」お酒に合うよ!一串あたり200円とお手頃

2019年12月23日 18時30分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

サイゼにラムの串焼き。これってイタリアン?

 ごきげんよう、お酒が生きがいの記者ナベコです。朝から晩まで、いつでも私を受け入れてくれて、安く飲めるファミレスは時におうちのよう。

 さて、ファミレス飲みといえば「サイゼリヤ」。100円のグラスワインがあるし、コスパよくてチョー便利です。そんなサイゼリヤのメニューに“ラムの串焼き”が加わりました。

 ラムの串ってラムチョップみたいなものかな。お酒のつまみになりそうな気配がします。とりあえず、食べ(飲み)にいってきました。

サイゼ新メニュー
「アロスティチーニ(ラムの串焼き)」って?

 ラムの串焼きは「アロスティチーニ」と言います。12月18日から切り替わった新グランドメニューから仲間入り。

 実はアロスティチーニは、一部店舗では先行して販売されていてSNSで話題になっていました。好評だったようで、満を持して全国発売となったようです。

「アロスティチーニ」。2本399円、4本798円。

 こちらが「アロスティチーニ」。

 小ぶりな串が2本。価格は、399円(税込)です。なおWサイズ(4本)は798円。

 前菜メニューにありますが、「他の前菜メニューより少し時間がかかります」と書かれています。たしかに、頼んでから10分くらいは待ったと思います。ワインが先にきちゃった。お酒のアテがほしい時は、もう1品頼んでおくといいかも。

特製スパイスを添えています。

 さて、アロスティチーニは、お肉がギュッギュッと詰まった感じで、見た目は焼き鳥のハツのようですよ。オレンジがかった色のスパイスが添えられています。

 ちなみに、アロスティチーニはれっきとしたイタリア料理だそう。イタリア中部のアブルッツォ州の名物料理だとか。アブルッツォ州は山岳地帯で、羊の移牧が盛ん。そこで、バーベキューのようにして炭焼きで食べる羊肉が好まれていると。

ラム肉ならではの風味
噛めば噛むほどおいしい

いただきまーす

 まずはスパイスをつけず、そのままいただいてみました。

 シンプルなラムの塩焼き。羊肉の独特のクセがあって、噛めば噛むほど、風味が出てきます。ラム(仔羊)ならではの、プリッとした弾力や、ジュワッと溢れてくるジューシーな脂が羊肉好きにはたまりません。

 スパイスをつけずとも、ラム肉の旨みをそのままに堪能できておいしい。やきとん感覚で、辛味噌をつけたくなっちゃいました。

スパイスをつけるとエスニックな味わい!

 次にスパイスをつけて食べると……。

中国東北部の羊肉料理のよう。私は神田「味坊」のラム串を思い出しました。

 これは……スゴイ!

 ガラッと雰囲気が変わりました!!

 口の中がスッとするクミンの香りが特徴的。まるで、まるで中国東北部やモンゴル地方の料理のよう。いっきに、口の中がエスニックな雰囲気になりました。

 実はイタリアで食べられているアロスティチーニ自体はシンプルな味付けだそうで、スパイスはサイゼリヤのオリジナル。おそらく大陸系の味付けに寄せてきたと思われます。

香辛料が大丈夫という人は、最初にスパイスを全部つけちゃってもよし。

香りが強く、エスニックな雰囲気です。

 ついつい、中国の白酒(パイチュウ)あたりを飲みたくなりましたが、香りのよいサイゼリヤの白ワインと合わせてみました。ラムの風味のインパクトのあと、フルーティーな白ワインのマッチング。うーん、おいしい!

ワインも一緒にくぴー!

 サイゼリヤのラムの串焼き。よくできているなという点は、エスニック風の香の強いスパイスを自分の好みで調節できるところ。たとえば、中華料理のラムの串焼きだと最初から味付けした状態で提供されますが、サイゼだと少しずつスパイスを足せるので、慣れない味付けにおっかなびっくりでも少しずつ足せますよ。

サイゼ飲みが豊かになりました!

 なにより、価格もポイント。2本399円、4本798円と、頼みやすい価格帯です。気軽に味を試せます。

 ここ数年、ラム肉の専門店が増えたりと、ラム肉の人気がどんどん高まっているよう。とはいっても、まだまだ牛や豚に比べて提供されている店は少ないはず。サイゼリヤで一串200円程度なら、気軽にラムを摂取できますね。お酒にも合いますよ!

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書いた人:記者ナベコ

酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメやっています.情報募集中→【Twitter】【Facebook】

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