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マリブのコーヒーハイボールがおいしい

カフェラテのもと「ボス ラテベース」がお酒アレンジに便利

2019年12月10日 18時45分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

 ごきげんよう、今日ものんべろべろりん、アスキーの酒好き記者ナベコです。12月も半ばとなり、なにかと気忙しい雰囲気。無理をしないよう、コーヒーで心を落ち着かせてはどうでしょう。私はコーヒーハイボールをスカッと飲んで、師走を乗り切りたい!

「ボス ラテベース」で
コーヒーハイボールが作れるはず

「ボス ラテベース」

 「ボス ラテベース」は牛乳と組み合わせてカフェラテが作れる、濃縮タイプのコーヒー。家で手軽にカフェラテを飲みたいという要望に応える商品です。

ラテベース1:牛乳3でカフェラテが作れます。

 ふと、ラテベースを見ていて、酒飲み的な好奇心がうずきました。

4倍濃縮。

 ラテベースをお酒と合わせるとどうなるだろう、と。

 とあるバーで、ウイスキー、特製のコーヒーシロップ、炭酸でコーヒーハイボールを作っていたことを思い出しました。コーヒーシロップは濃いめのエスプレッソをベースにしていると言っていたような気がします。

 コーヒーシロップではないですが、コーヒーを濃縮してあるこちらの「ラテベース」があれば、ウイスキー、スピリッツなどと合わせて、コーヒーハイボールを作れるのではないでしょうか。

 さっそく挑戦。用意したお酒はこちら。

フレーバージン、ウイスキー、ラムでアレンジ!

・ウイスキー「トリス」
・ラム「マリブ」
・フレーバージン「アイスジン ジントニック」

炭酸、氷も用意しました。

 ウイスキーだけではなく、ラム「マリブ」や、ジン「アイスジン」といった個性的な味わいのスピリッツ、リキュールも買ってきました。はたして、おいしいコーヒーハイボールができるのかしら~。楽しみ!

 ラテベースは「無糖」「甘さ控えめ」があって、今回使用したのは無糖のものです。

トリス×ラテベース×炭酸は
違和感ない味

 最初はウイスキー「トリス」。

トリス×ラテベース×炭酸を試しました。

 ウイスキーをワンフィンガー(横にした指1本程度の少量、30mlぐらい)、ラテベースもワンフィンガーくらい注ぎ、そこに炭酸を入れる。

ウイスキーを少量。

ラテベースも少量。

炭酸を入れます。

 モコモコッと泡が立ちました。

ウイスキーコーヒーハイボール!

 うん。コーヒーらしく、濃い味わい。

 炭酸のシュワッとした爽快さとともに、コーヒーの風味が広がります。コーヒーの苦味の中に、ウイスキーのスモーキーさがほんのりと。とてもまとまりが良いです!

 飲んでいて違和感なく、素直においしい! ハイボールというより、どちらかというとコーヒーソーダを飲んでいるような感覚。今回使用したトリスは、まるみがある味わいで、ウイスキーの中でも主張が少ないタイプ、というのもウイスキーらしさをあまり感じさせない要因でしょう。

 コーヒーの苦味と共に味わえるウイスキーの炭酸割。ウイスキーがやや弱い気がするけど、良いか悪いかは好みでしょう。トリス×ラテベース×炭酸は、アリな組み合わせでした。

マリブ×ラテベース×炭酸は
意外にもマッチ! 爽やかで美味!

 お次は、ラム「マリブ」。

マリブ×ラテベース×炭酸

 飲んだことある人はご存知かと思いますが、マリブはココナッツの甘い香りが特徴です。甘いカクテルに使用されるイメージがあるかもしれませんが、私は最近、マリブとチャイを組み合わせたラムチャイが好み。意外に、風味が強い割りものにも合うんです。

 ラテベースとの組み合わせにも期待!

 トリスと同じように、マリブ少量、ラテベース少量入れ、炭酸で割りました。

マリブ。この時点でココナッツの香りがします。

ラテベース。

炭酸。底はラテベースの濃い色、上部が透明と、グラデーションができましたよ。

 香りは甘~い、ココナッツの香り。

 ここまでココナッツが主張するのはどうなと? と、一瞬ひるみましたが、飲んでみると爽やかでおいしい~!!

意外にも良い相性!

 ラムの甘い香気とコーヒーの苦味が絶妙に混ざり合います。マリブは香りこそ強いですが、味はシャープ。ラテベースとケンカせずに、全体としてはとても軽やかな飲み口になります。

 ラムとコーラを合わせた“ラムコーク”に近いイメージ。それでいて、ラムコークより甘さ控えめ。なおかつほどよい苦みもあって、大人の嗜好にも合うはず。

飲みやすくてどんどん進む! おいし~!

 ウイスキーでつくったコーヒーハイボールは苦みが強かったので、ゆっくり味わって飲む雰囲気でしたが、こちらは、爽やかな飲みごたえで、スイー、スイーと飲み進めちゃいます。飲みすぎちゃいそうという意味で危険なくらいハマっちゃう!

フレーバージン×ラテベース×炭酸は
味がチグハグしてしまう……

 最後は、フレーバージン「アイスジン ジントニック」。

ジントニック用ジン×ラテベース×炭酸

 最近クラフトジンが流行していますが、日本でのジンはもともとジントニックで使用されることが多かったです。今回買ってきた「アイスジン ジントニック」は、爽やかな味わいの“アイスジン”シリーズの中でも、ライムの爽やかな酸味とトニックの苦味などを足した、アルコール度数25%のリキュールです。

 フレーバージン×コーヒー×炭酸の組み合わせはおいしいのでしょうか。

 これまでと同様にフレーバージン少量、コーヒー少量、炭酸少量で。

ライムの香りがきいた、ジントニック向けのジンを少量。

ラムベース。

グラデーションができました。

 飲んでみると……。むむっ、これは微妙だ。

ライムの香りやジンのエッジがきいた風味とコーヒーがややミスマッチ。

 ライムの香りとコーヒーの苦味がチグハグ。ジントニック向けに爽やかな香気をつけているのですが、それが、コーヒーの風味となじまず、落としどころがわからない、まとまりのない味わいになってしまったという気が……。ジンの風味も独特だからなあ。

濃縮タイプなのでコスパ良し
マリブがめちゃおいしかったのでオススメ

 うーん、ジントニック用フレーバージンとラテベースは合わなかった。

 でも、トリス、マリブをラテベースと組み合わせたハイボールはとてもおいしく飲めました。中でも、意外性がありつつ爽やかに飲めるマリブ×ラテベース×炭酸の組み合わせがイチオシ! 他にも、マッチする組み合わせがないか、試してみたいと思っています。

濃縮タイプなので、何杯か作っても減りが少ないです。良コスパ。

 うれしいことに、何杯かお酒を作っても、ラテベースは濃縮コーヒーなので一回に使う量が少なく、あまり減りませんでした。ラテベースは、お酒にほんのちょっと加えるだけでコーヒーテイストにアレンジできるから便利。家に置いておけば、牛乳で割って正当派のカフェラテを作ったり、お酒のアレンジをしたり、両方に使えそうです。

マリブ×ラテベース×炭酸のマリブコーヒーハイボールがオススメ!


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書いた人:記者ナベコ

酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメやっています.情報募集中→【Twitter】【Facebook】

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