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大型狭額縁か、輝くOLEDか、それが問題なのだっ

Razer Blade 2019夏モデル 実機レビュー=あこがれの有機EL搭載15と大型液晶17どっちを買うか考えてみたっ!!

2019年08月30日 11時00分更新

文● みやのプロ(@E_Minazou)写真:高橋智
提供: Razer

17型はメインマシン
3DCGと映画没入派には15型OLED
高速ゲームにはもちろん240Hz

下が17型、上が15型のボックスで、本体はピッチリと入っている.

 Pro17を1週間使ってみて感じたのは、「大きい画面はなにをするにも効率がいい」という事実です.原稿を書くのも、PDFのA4縦のリリース文を読むのも17型はとっても楽です.そして多数の写真から使うカットを選ぶ作業や、複数のアプリを立ち上げて編集する作業は、17型のほうが200%はかどりました.もちろんゲームの迫力と臨場感も大きい画面はやはりいいですね.

 ベンチマークテスト結果が17型のほうが速かったのも好印象ですね.小型ですがファンが2基増設されていて、より冷却能力が向上しているものと考えられます.安定した仕事環境にはうってつけですね.

17型の手前に設置されている小型のツインファンにより15型より冷却能力が向上している.

 では15型はというと、やはり持ち歩くにはこちらです.重さ2.1キロは携行できますし、Blade15とPro17はキーボードもタッチパッドもサイズは全く同じなので、窮屈な感じはありません.膝の上で使うのも、横幅が355ミリならばとなりの人にも迷惑がかかりません.

 そして4KOLEDは、輝度も高いので明るい場所でも使いやすいですから、屋外利用が多いユーザーにはオススメです.もちろん4KのHDR映画を楽しむならゼッタイにOLEDです.そして、このOLEDは先の説明のとおり、DCI-P3というデジタルシネマ向けの広い色域をカバーしており、なおかつDisplayHDRのHDR400をクリアしていますから、4KHDRの動画編集を行うには最適の環境となります.

 ゲームの3D空間に没入したいときもOLEDのHDRは違います.ハイライトのまぶしさや薄暗い場所のディテールは、液晶とは全く違うリアリティがあります.  ただし、反射速度を競うとか、高速でぐいぐい移動するといった場合、OLEDのリフレッシュレートは残念ながら60Hzです.いまどきのメジャーなゲームはHDR対応しているので、画面のリアリティは非常に高いですが、動きとなると144Hzや240Hz液晶のほうがチラつきもなく、気持ちよくプレーできます.

 あとはグレアの好き嫌いでしょうか.この鮮やかさを際立たせるのはグレアなんですが、照明の反射が気になるという人は実物を見て決めるといいです.

 自宅の書斎マシンや、会社の机上でバリバリ仕事するならPro17ですね.作業性に非常に大きく影響します.おカメラ好きなおじさんとしてはOLEDの美しさにホレてしまったので、今年はこっちを買うことに決めました.本当は両方ゲットできると最高なんですけどね~~

さあ、みんなはどっちの新Bladeを買うのかな~~

(提供:Razer)

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