週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

キャッシュレスの次は「リアルエステートテック」と「ソーシャルファイナンス」が来る!

生体認証、不動産、ソーシャル……FinTech識者が語る次の波

2019年04月04日 09時00分更新

 2019年3月22日、XTech展示カンファレンスイベント「JAPAN INNOVATION DAY 2019 by ASCII STARTUP」が開催された。ハードウェアに限らないオールジャンルの体験展示と8つのビジネスカンファレンスセッションが用意され、大盛況だった。今回は、そのうちのセッション「キャッシュレスの次は何が来るのか 識者が語るFinTechのこれから」の様子を紹介する。

「JAPAN INNOVATION DAY 2019 by ASCII STARTUP」でフィンテックについてのセッションが行なわれた

 セッションでは、KDDI株式会社ライフデザイン事業本部 金融・コマース本部 金融ビジネス部金融革新担当部長 藤井達人氏(現 auフィナンシャルホールディングス株式会社 執行役員 最高デジタル責任者 兼 Fintech企画部長)と、株式会社 みずほフィナンシャルグループ デジタルイノベーション部 シニアデジタルストラテジスト 兼 株式会社Blue Lab 最高技術責任者(CTO)大久保光伸氏の2人に加えて、モデレーターとして渥美坂井法律事務所・外国法共同事業パートナーで弁護士の落合孝文氏が登壇した。

 藤井氏は今年の1月からKDDIに入社し、金融ビジネス部金融革新担当部長を務める。それまでは金融機関のイノベーション事業に参画。大久保氏はみずほフィナンシャルグループで、デジタルトランスフォーメンションやフィンテック企業とのオープンイノベーションを進めている。

 なお、本セッションは一般社団法人Fintech協会とのコラボセッションとなっている。同協会は、約120社のスタートアップを中心にして、金融機関やITベンダーなど250社が加盟しているフィンテックでは最大の団体となるという。モデレーターの落合氏も、協会事務局長として参加してくれた。

左から、KDDI株式会社の藤井達人氏、株式会社みずほフィナンシャルグループの大久保光伸氏、モデレーターの落合孝文氏

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事