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アクセルラボ、不動産Techプラットフォーム「SpaceCore」提供へ

2019年08月20日 11時00分更新

 2019年8月19日、アクセルラボは不動産Techプラットフォーム「SpaceCore」の提供を開始した。不動産の管理業務をサポートする「ReTech機能」と、スマートホームを実現する「IoT機能」、物件入居者がさまざまな情報を得られる「Marketing機能」の3つの機能を備える。2019年6月より、クローズドβ版として展開していたが、2019年8月19日より、正式版として提供開始する。

プラットフォーム化したBtoBtoCのサービス

 ReTech機能は、物件の契約・更新・解約などをWebやアプリで実施できたり、物件の入居者に対して、SpaceCoreアプリで居住する物件に関するお知らせを配信できる。また、IoT機能では、入居者が家電等を遠隔操作できるIoT機器を提供する。基本的な機能のセットプランに加え、シニアの見守りに活用できる「シニア見守りプラン」、自宅にいるペットを見られる「ペット見守りプラン」、基本プランにスマートロックを加えた「スマートロックプラン」を設ける。さらにMarketing機能では、不動産会社や管理会社が物件の入居者に向けて情報発信できる。入居者は自分の住んでいる地域のお得な情報をSpaceCoreアプリを通して受け取ることが可能になる。

 アクセルラボは2017年7月の設立当初より、親会社である不動産デベロッパーの株式会社インヴァランスの不動産総合アプリとして、不動産会社と物件の入居者双方が使用できるalyssa.(アリッサ)を開発。2018年6月からは、alyssa.をOEMとして提供し、不動産会社や不動産管理会社のReTech支援を行なってきた。2018年には、スマートホームAI 「CASPAR」と店舗・中小規模オフィス管理プラットフォーム「Alarm.com」の提供もおこない、スマートホーム事業にも注力している。

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