週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

滑らかな形状に進化した「Xperia XZ2」純正カバーの使い勝手:Xperia周辺機器

2018年06月10日 10時00分更新

 Xperiaの最新モデル「Xperia XZ2」に、ソニーモバイル純正のスタイルカバーが登場しました。今までのXperiaシリーズと同様に、シンプルなフリップタイプの「Style Cover Stand」と、前面がフルスクリーンウインドーになった「Style Cover Touch」の2種類です。

 今回は、Xperia XZ2専用の「Xperia XZ2 Style Cover Touch(SCTH40)」を使ってみました。カラバリはブラック、グレー、グリーン、ピンクの4色で、Xperia XZ2の本体カラーと同系色で合わせることができます。

 Xperia XZ2 Style Cover Touch(SCTH40)のケースサイズは約76.8×156×14.8mm。もともと大きめサイズのXperia XZ2の本体を覆うため、さすがにさらにひと回り大きくなります。また、重さも50gほど増えます。

 ちなみに、専用の対応卓上ホルダーに同梱しているアタッチメント(60B)を使えば、Xperia XZ2にカバーをしたままでも卓上ホルダーからの充電も可能です。

 Style Cover Touchの材質は、カバーの底面やフタの表面などはポリウレタン素材、ハードケースのように見えつつも、触れると指がかりのよいグリップ感があります。Xperia XZ2を持つとわかりますが、ボディー背面がピカピカツルツルのガラス素材ということもあって、手で握っていても思わず落としてしまいそうになったり、机に置いていると抵抗なくスルスル滑って落としてしまいそうになることがあります。これはかなりの冷や汗もので、本来の本体を保護する役割+抵抗があり滑らない効果が実はうれしかったりもします。

 ケースへの装着方法はいたってシンプルで、Xperia本体をケースの中ににはめ込むだけ。本体のフォルムにぴったりとフィットするように全体を覆うカタチで、ディスプレーのフチを少し折り返すくらいまで保護してくれます。カバーの上側と下側には、スピーカーやUSB Type-C端子がそのまま利用できるように開口してあります。

 ここがザックリと開いていると、そのスキマからぶつけて傷が付いてしまってショック! という事態も想定されますが、全方位を守るケースなのでそのあたりも安心です。

 背面にあるカメラや指紋認証の部分もスッポリとくり抜かれており、ケースを装着していない状態と同じ使い勝手を維持。サイドにある音量キーやカメラキーは覆われたカバーの上から押せるようになっています。

 ケース自体がIPX5/8相当の防水性能をもつため、キッチンや水回り、雨の日などに本体ごと濡れても気にせずにそのまま使えます。とは言いつつも、あくまでも濡れてもだいじょうぶというだけで、水にドップリ濡れてしまうとタッチ操作は難しくなるため、濡れた場合は乾かしてから使いましょう。

 

 初めてStyle Cover TouchにXperia XZ2を装着して開閉動作をした際には、画面に「カバーを検出しました」というメッセージとともに初期設定画面が現れます。そしてStyle Cover Touchやフリップカバーの挙動に合わせて好みでシンプルな設定が可能です。

 Style Cover Touchの表面はカバー越しに本体のディスプレーが透けて見えるように作られており、透過率をあえて落としたスモーク調。フタを閉じるというアクションをした際の明るさの補正、たとえばXperia XZ2のディスプレー輝度を強にすうと、よりくっきりと見えます。設定では、他にも中/弱/オフなど好みでディスプレーのふるまいを選べます。

 カバーを閉じたままでも小さなスキマから画面が見える純正ケースも以前にはありましたが、今はStyle Cover Touchのようにカバーの上からディスプレー全体が見渡せて、タッチ操作もできるタイプに変わりました。

 カバーをしたままでも操作ができるメリットは、背面カメラで写真を撮るときにフタがプラプラとぶら下がってレンズにカブってしまうということもなく、そのまましっかりと保持して撮影に集中できます。

 オーディオプレーヤーとして使う際も閉じたまま音楽を再生可能です。もちろん、カバーを開いてしまえばいつもどおりの使い勝手で、便利さと保護を両立したカバーとしてXperia XZ2ユーザーにはとてもオススメのガジェットです。


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事