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AMD派待望の「RX Vega」はハイエンドGPUにおける周回後れを取り戻せるか?

2017年08月21日 11時00分更新

文● 加藤勝明 編集●北村/ASCII編集部

 続いては「Overwatch」を試す。画質は“エピック”、レンダー・スケールは100%に固定した。テストはマップ「King's Row」でBotマッチを遊んだ時のフレームレートを「Fraps」で測定した。

「Overwatch」1920×1080ドット時のフレームレート

「Overwatch」2560×1440ドット時のフレームレート

「OverWatch」3840×2160ドット時のフレームレート

 このゲームではどの条件でもGeForceがVegaを上回る結果をみせた。特にVega 56の最低fpsは今回試した4枚のカードの中で落ちこみやすいことが確認できた。Vegaが有利・不利は負荷ではなくゲームエンジンとの相性と言った方がよいだろう。

 ついでに今大人気のPUBGこと「PLAYERUNKOWN'S BATTLEGROUNDS」でも試してみた。プレイヤーが最初に集う小島で走り回った時のフレームレートを「Fraps」で3回ずつ測定し、一番平均fpsの高いものを採用した。グラフには一応最低・最高fpsを入れてあるがこのゲームはGPUが強力でも“フレームレートが落ち込むときは落ち込む”ゲームなので、平均fpsを重視することをオススメする。

「PLAYERUNKOWN'S BATTLEGROUNDS」1920×1080ドット時のフレームレート

「PLAYERUNKOWN'S BATTLEGROUNDS」2560×1440ドット時のフレームレート

「PLAYERUNKOWN'S BATTLEGROUNDS」3840×2160ドット時のフレームレート

 このゲームでもOverwatchと傾向は同一。3DMarkでは同格のGeForceに勝てたが、実ゲームではGeForceを完全に上回るのは厳しいようだ。

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