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【2016年スマホまとめ】高性能なSIMフリースマホが話題の中心に

2016年12月30日 15時00分更新

【5月】
ドコモとauが夏モデル発表会
Galaxy S7やXperia X Performanceなど

 5月には例年どおりに主要キャリアの発表会が開催(ソフトバンクはなし)。2月のMWCで公開されたGalaxy S7 edgeやXperia X Performanceが国内リリースされた。特長としては3波のキャリアアグリゲーションへにより、ドコモなら下り最大375Mbpsの通信速度に対応。また、auからはキャリアオリジナル端末の「Qua phone PX」(LG製)が登場。ミドルクラスのスペックながら、カメラや使いやすさにこだわった端末で、メディアからの評価も上々だった。

売れ線という意味では、やはりこのXperia X Perfomanceだろう

【6月】
ライカカメラを搭載の「HUAWEI P9」が国内発売
NOTTV、開始から4年でサービス終了

 6月の新製品は、今年一番勢いがあったファーウェイの「HUAWEI P9」。ライカとコラボしたダブルレンズカメラを搭載。写真の画質はもちろん、撮影後にフォーカス位置を変えたり、背景をボカす機能など、独自のカメラ機能が魅力的な1台だ。また積極的なプロモーションもあり、国内での知名度を大きく高めた1年となった。

格安スマホとは言いがたい、高性能なSIMフリースマホが大きな注目を集めたという意味でも1つの転換点となった「HUAWEI P9」

 この6月一杯で終了したのは「NOTTV」。専用ハードが必要なモバイルマルチメディア放送はスタート時から、その成功が危ぶまれていたが、チューナーを搭載しないiPhoneのシェア拡大もあり、ブレイクすることなく、早々のサービス終了となった。

【7月】
ポケモンGOが一大ブームに
UQもiPhone 5sを発売、2016年のヒット商品!?

 7月に盛り上がったのはなんといっても「ポケモンGO」。海外で先行してリリースされたこともあり、国内での期待値はとにかく高まった。また、ポケモンGOと絡めた観光促進、逆にプレイ禁止といったニュースのほか、SIMフリー機でのジャイロセンサー対応など周辺の話題も多かった。

ジャイロセンサーの有無でAR機能への対応が分かれるだけに、SIMフリースマホのメーカーでも対応表を提供する例が増えた

 また、2016年の隠れた(?)ヒット商品が、3年前の製品であるはずのiPhone 5s。Y!mobileに続き、UQ mobileも取り扱いを開始し、「あの“iPhone”が安く使える」という部分で人気を集めた。

【8月】
Android 7.0が正式リリース、コードネームはヌガー

 Androidの新バージョンである「Android 7.0」の正式版がリリース。Nexus端末向けにアップデートの提供が開始された。コードネームは「ヌガー(Nougat)」。マルチウィンドウに対応したほか、グーグルのVRである「Daydream」をサポートしている。

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