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3Dデータから立体造形物を出力し、AR(拡張現実)表示を付加

VRモックアップサービス「モケイプラス」がはじまった!

2016年08月03日 12時30分更新

ホワイトハウスの模型にAR情報を付加

 アーク情報システムは、VRモックアップサービス「モケイプラス」の受付を8月1日より開始した。

 「モケイプラス」とは、3Dプリンタを利用した立体造形物の出力と、その造形物にAR(拡張現実)表示を付加したサービスだ。

 利用者は3Dプリントの申し込みを行い、CADデータとメタデータなどをアップロードすることによって、iPhoneやiPadを利用してAR表示ができる立体造形物を手にすることができる(Android端末の対応は未定)。

 また、1つの造形物に対し、複数のiPhone・iPadから、それぞれ異なるAR情報を同時に表示させることが可能だ。AR情報は、アーク情報システムの開発した専用のアプリを使用して見ることができる。

出力できる模型の例。カニの模型

 試作品を手軽に作りたい製造業や、ARを融合した展示物を検討している博物館、教材として活用したい教育機関などに普及させていき、将来的には3Dスキャンサービスによる3Dモデルデータの作成、数値計算データなどを可視化しVR表示を行うことも計画しているという。

 サービス利用にかかる価格は、造形物のプリントに使われる樹脂の量によって変動し、AR情報付加サービスは、閲覧可能期間に応じて費用が変動する。また、長期利用契約では割引が適用される。

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