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「Radeon RX 480」は迷えるゲーマーを導く極星となるか?

2016年06月29日 22時01分更新

 続いては「Hitman」でDirectX11とDirectX12のパフォーマンスの違いを検証してみたい。画質はアンチエイリアスのみ「FXAA」とし、その他の項目は一番重くなる設定を選択した。内蔵ベンチマークモードで算出される平均fpsをそのまま比較する。

「Hitman」1920×1080ドットでのフレームレート

「Hitman」2560×1440ドットでのフレームレート

「Hitman」3840×2160ドットでのフレームレート

 DirectX12と11ではほとんどフレームレートに差はない(あって数%)が、DOOMとは正反対にRadeon系への最適化が進んでいるゲームであるため、RX 480はGTX 980をもしのぐパフォーマンスを出せている。ただしRX 480はドライバーが未成熟なせいか、4Kになるとテストが上手く動作しなかった。

 もうひとつのDirectX12対応ゲームとして「Rise of the Tomb Raider」でもテストしてみた。2013年版の無印Tomb RaiderではRadeon寄りのゲームだったが、本作はGameWorks採用によりGeForce寄りに路線変更したゲーム。それだけにRX 480でのパフォーマンスが気になるところだ。

 テストは内蔵ベンチマークモードを使用。3つあるシークエンスの一番最後となる“地熱谷”のフレームレートを比較した。

「Rise of the Tomb Raider」1920×1080ドットでのフレームレート

「Rise of the Tomb Raider」2560×1440ドットでのフレームレート

「Rise of the Tomb Raider」3840×2160ドットでのフレームレート

 RX 480はフルHD環境ならGTX 980と(平均fpsで)ほぼ同等の性能を発揮したが、解像度があがるにつれ大きくフレームレートを落としている。同じDirectX12対応ゲームだからといって、無条件にRX 480がGTX 970/980より優れている、ということではないことがわかったはずだ。

 最後に参考として「Ashes of the Singularity」のDirectX12モードにおけるパフォーマンスを掲示しておく。画質は“Extreme”、最近のアップデートで追加されたベンチマークモードは、GPUの評価にフォーカスしたものを使っている。

「Ashes of the Singularity」1920×1080ドットでのフレームレート

「Ashes of the Singularity」2560×1440ドットでのフレームレート

「Ashes of the Singularity」3840×2160ドットでのフレームレート

 このゲームの場合HitmanほどRadeonは強くないが、それでもRX 480の手がGTX 980にかかろうとしている点は確認できる。GTX 980がリファレンス版なら、あるいはRX 480のOC版が存在すれば、両者はほぼ同等になるのではないだろうか。

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