おいしいジンギスカンとお酒のマリア―ジュを堪能してきました。グビグビグビ。
※記事中の価格表記はすべて税別です。
水道橋「羊肉酒場 悟大」に行ってきた
こんにちは、お肉とお酒が大好きな記者ナベコです。お肉の種類でいうと、牛も好き、豚も好き、鶏も好き、馬も好き。もちろん羊も!
羊肉の焼肉、ジンギスカンは北海道が有名ですが、東京でもおいしいジンギスカンが食べたい! そこで、東京・水道橋に今年3月に新しくオープンした「羊肉酒場 悟大(ごだい)」に行ってきました。
ところで羊肉って、脂の融点が高くて消化中に溶けづらいんですって。すなわち、脂を吸収しにくく、太りにくい。女性にとってはうれしいです。
やったー、上限を気にせずジンギスカンを食べまくって酒をグビグビ飲んでくるぞ~!
豪快に羊肉を網焼き!食べるべき逸品は「特上肩ロース」
悟大は庄やなどを手掛ける大庄グループの新業態。北海道千歳にある精肉店の老舗「肉の山本」から直接羊肉を買い付け、食べればわかる本当においしいジンギスカンを提供しようというのがコンセプトです。
店長さんにお聞きしたところ、必ず食べてほしいオススメのメニューは生ラムの「特上肩ロース」(850円)とのこと。さっそく頼んでみました!
肩ロースは1頭につき700g程度しかとれない羊肉の中でも貴重な希少部位ということ。ショルダーとは異なり、肩甲骨の下あたりの背に近い部分を指すそうです。悟大では、この肩ロースを1人前150~180g程度で提供するということで、太っ腹です。
なお、脂や雑味を落とすためにあえて悟大では一般的なジンギスカン鍋ではなく網焼きを採用。いわく、羊肉の本当のおいしさがわかる、ということ。楽しみですね!
ちなみに“生ラム”ってどういうことかわかりますか? ジンギスカンは“くさい”という印象を持っている人もいるかもしれませんが、若い羊である“ラム”は2歳以上のマトン(永久歯が2本以上生えた羊のこと)より香りがありません。また羊は冷凍すると独特の臭みが出ます。そこで、ラムを生のまま調理すると、意外にもくさいといわれる香りはほとんどしません。
ジンギスカンの香りが苦手という人でも生ラムだったら食べられるはずです。
でも、少しクセがある香りの、いかにもというジンギスカンが好きな人もいますよね。悟大では両方の嗜好に合わせて、生ラムと味付けジンギスカン両方を用意しています。
1リットルの「筋トレ生ビール」で乾杯
さて、酒がなくてはジンギスカンは食べられない。喉を潤すために1リットル容量の巨大ジョッキ「筋トレ生ビール」(880円)を注文しました。
1リットルという大容量もそそりますが、“筋トレ”というフレーズもそそりますね。ほら、記者にありがちですが飲んだり食ったりでろくにカラダを動かしていないので。
さて、生ラムの肩ロースがいい感じに……。
肉切り用のハサミが用意されているので、適度に火が通ってきたらひと口サイズにカットしましょう。ハサミ奉行が試されます(笑)。
やわらか~い、おいし~い!!
ほどなくして焼き上がり。
っん、まあっっ!!
なんともおいしそうで。
生ラムの肩ロースは、これだけ分厚いのに柔らか~い。生ラムは強い香りがしないと先ほど書いたように、香りはほど良く生ラムそのままの味わいです。ミルクのようなコクがあってジューシーまろやかな味わいですよ。
正直、羊肉ってこんなおいしかったんだと感動しました。
味付けでごまかされていない新鮮な羊肉の上品な味わいがするようで、羊がのびのびと放牧されている緑豊かな草原が目に浮かぶようでした(ポエムチックに)。
これだけボリュームがあってひと皿850円はかなりオトク。ジンギスカンへの見方が変わるという意味でも、食べるべきメニューですね。
タレは食欲が刺激される「秘伝のタレ」と、フルーティーで甘めな「山本さんのタレ」、さっぱりした「柚子胡椒 おろしポン酢」の3種があります。それぞれ違った味わいでおいしいので、全部試してみるのがオススメ。
秘伝のタレと山本さんのタレは各テーブルに用意されています。おろしポン酢のみ店員さんに頼んで提供してもらうというスタイルなので、おさえておいたほうがいいですよ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります