労働のあとの本当の「まかない」の旨さは格別
12時45分、お手伝いの終了です。慣れない環境で、さらにこの日が比較的にお客さんが少なかっからか、時間が経つのがとても長く感じました。
普段はこうやって立ち仕事でパタパタ動き回ることがないので、汗もかいてとても疲れました。
しっかり働いたあとにはまかないの食事。“まかない”という名のメニューも世にありますが、これはお店を手伝ったからこそ無料で提供してもらえる、本当の意味のまかない。
まかないはランチメニューと一緒で、この日は『鳥の黒酢あん炒め』でした。なんでも、小林さんの修行先であった大◯屋のメニューをオリジナルで進化させたとか。栄養バランスが良さそうな小鉢も添えられています。
ふう、おいしいです。感無量!
自分が働いて勝ち取った食事、と考えると、ありがたくて泣けてきます。今日はお疲れ様でした、自分、と。
普段、稼いだお金はまとめて振り込まれるので、「どれくらい働いたから、どれくらい食べられる」と、実感することって少ないですよね。未来食堂では明確に50分働いた対価として一食が提供されるので、労働の大変さや食事の貴重さを改めて感じることができました。
この新鮮さは一度経験すると忘れられないみたいで、まかないさんをリピートする人は多いそうですよ。若い学生だけではなく近隣の会社員の人もよく手伝ってくれているとか。男女の割合はとんとんぐらいだそうです。
バイトというわけではないので、小中学生も体験可能。体験学習にもなるかもしれませんね!
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