2019年02月20日14時00分

Xeon W-3175X徹底検証!クリエイター向けIntel最強28コアCPUは32コアに勝つ?

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 ここ2年ほどで急激に加速しているメニーコアCPU戦争。現在HEDT向けCPUで最多コア数を誇るのは、ご存知AMDの「Ryzen Threadripper 2990WX」(以下、Threadripper 2990WX)である。8基のCPUコアを備えるダイ4基を連結して32コア/64スレッド駆動という“ほぼEPYC”のようなCPUなのだが、残念ながらインテルはこれを上回る製品を出せていない。従来のCore Xシリーズ、すなわちSkylake-X Refreshベースの製品では18コア/36スレッドの「Core i9-9980XE」が最多となる。

 しかし、次のプロセスが軌道に乗るまでAMDの独走を許すインテルではない。ついにXeonファミリーをHEDT向けに降ろすことで、AMDの進撃を食い止める策に出た。それが28コア/56スレッド駆動の「Xeon W-3175X」だ。インテルは“最先端のプロクリエイターに、世界最高水準のパフォーマンスを提供”するための製品と位置付けている。

 このXeon W-3175XはSkylake系統のアーキテクチャーで設計されたCPUだが、従来のCore Xシリーズとソケットやメモリーまわりの仕様が完全に異なる。米Amazonではようやく対応マザーボードが発売されたが、国内ではまだ試せる環境すらない。だが今回Xeon W-3175Xを組み込んだ評価用PCを借り受け、その上で動作検証を行なう機会に恵まれた。

 検証PCの外観などについてはジサトライッペイ氏によるショートレビューの通りだが、今回は様々な角度から詳しく調べてみたい。インテルの意地で投入された雰囲気すらあるXeon W-3175Xは、コア数で勝るThreadripper 2990WXにどこまで対抗できるのだろうか?

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Xeon W-3175Xの御尊顔(ジサトライッペイ氏の私物)。28コア/56スレッドとライバルのThreadripper 2990WXにコア数で上回ることができなかったが、性能では上回ることができるのか? 上回れなければAPACリージョンで最初の1個目を購入したイッペイ氏が報われない……。
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Xeon W-3175X評価用PC。写真ではわかりにくいかもしれないが、フロントに480mmラジエーターを仕込める巨大なPCケースに収まっている。重量にして20kg以上ある怪物のようなPCだ。
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Xeon W-3175Xは発売されど、それを動かす対応マザーボードがないというおかしな状況が続いてきた。しかし、ようやく2月後半に入って米AmazonでXeon W-3175Xに対応するマザーボード、ASUS「ROG Dominus Extreme」が発売された。お値段は約1800ドルの超ハイエンドモデルだが、速攻で売り切れたというから恐ろしい……。

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