2015年07月15日20時00分

モバイルバッテリー選びの極意を伝授!容量だけに注目してたらダメ

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 外出中にスマホのバッテリーが切れそう!そんな時に便利なのが、いつでもスマホを充電できるモバイルバッテリー。ただ市場には、小型軽量な3000mAhクラスから大型の10000mAhクラスまでさまざまな製品があり、どれを買うべきかが悩みどころ。充電回数やコンパクトさなどの目的に合ったモバイルバッテリーの選び方をご紹介します。

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スマホを1回フル充電できるモバイルバッテリーを探す

 モバイルバッテリーのパッケージを見てみると、大型の製品は大容量10000mAhでスマホ充電が約5回ぶん、小型の製品なら3000mAhで約1回ぶん、といった表記が並んでいます。ただし、回数の表示はiPhone 5sといった少し前のスマホを基準に書かれていることが多く、バッテリー容量の多い最新スマホの場合は充電回数が少なくなります。

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 手持ちのスマホを何回充電できるのかを知るには、まずスマホの内蔵バッテリー容量をチェック。バッテリー容量はドコモやauなどスマホを購入したキャリアや、スマホメーカーの製品ページ、または説明書に記載されています、iPhoneシリーズは容量が公開されていませんが、分解によってiPhone 6が1810mAhなど、実際の容量が明らかにされています。

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 スマホのバッテリー容量がわかれば、モバイルバッテリーの容量と比べることでおおよその充電回数を計算できます。ただし、モバイルバッテリーからスマホを充電する際に約3~4割の電力を消費するので、モバイルバッテリーの実質容量はスペック値の約7割として計算しましょう。たとえば容量10000mAhのモバイルバッテリーの場合、実質容量は7000mAhでiPhone 6(1810mAh)を約3.8回ぶんフル充電できる計算です。

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 ここ最近のスマホをモバイルバッテリーで何回充電できるか表にしてみました。大画面のXperia Z4やiPhone 6 Plusは内蔵バッテリー容量が3000mAh前後と大きく、フル充電するには5000mAh前後のモバイルバッテリーが必要です。一方、iPhone 6やiPhone 5sは3000mAhの小型モバイルバッテリーでも1回ぶんフル充電できます。また、通勤帰りなどに少しだけバッテリーを充電するといった用途なら、容量が足りなくても軽さ優先で3000mAhクラスの小型モデルを選ぶのもアリでしょう。

急速充電に対応したモバイルバッテリーを選ぶ

 モバイルバッテリーでスマホを高速充電したい場合は、「出力2.1A」や「出力1A」などとパッケージに記載されている最大出力電流もチェックする必要があります。

 2012年冬以降に発売された“急速充電”や“Quick Charge 1.0/2.0”対応Androidスマホと、iPhone 6、iPhone 6 Plusは、出力2.1Aや出力1.5Aなどの1Aを超える出力電流のモバイルバッテリーを使うと、より高速に充電できます。ちなみに『iPhone 6』シリーズに付属する充電アダプターは5V1A出力のみ対応なので、急速充電するにはPC接続もしくは別途サードパーティー製のACアダプターや急速充電対応のモバイルバッテリーが必要です。

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 大容量モデルは2.1Aや2.4A対応モデルが多いのですが、容量3000mAh前後の小型モデルはまだまだ最大1Aの製品も店頭に並んでいます。今から購入もしくは買い換えるといった際は、出力1.5A以上の製品を選ぶことをオススメします。

5000mAh前後は2台同時充電やタブレットに対応

 5000mAh前後のモバイルバッテリーは出力2.1Aや出力2.4Aに対応し、USBポートを2つ搭載した製品が大半。これらの製品では、急速充電用ポートを使ったタブレットの充電にも対応しています。

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 2台の機器を2つのUSBポートで同時に充電することもできますが、この場合は出力電流を2台の機器で分け合うので、充電速度はやや遅くなります。

大容量10000mAh超えモデルは充電時間も要チェック

 10000mAhを超える大容量モバイルバッテリーを購入する場合は、出力電流だけでなく入力電流もチェックしましょう。この数値が小さいと、モバイルバッテリー自体の充電時間がかなり長くなります。

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 10000mAhのモバイルバッテリーの場合、入力2Aなら出力2Aの充電器を使って6時間前後でフル充電できますが、入力が1Aだと10時間前後かかります。通常、入力電流はパッケージ裏面に記載されています。たまに記載のない製品もありますが、そういった製品は避けたほうがいいかもしれませんね。

 今回はモバイルバッテリーを購入する際にチェックすべきスペックとポイントを紹介しました。次回は、実際に出力電流の違いで充電速度に違いが出るのか、より効率的にモバイルバッテリーを活用する方法について解説します。

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