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バス乗車中にスマホを充電できる『電源バス』の運行を西東京バスが開始

2015年07月20日 21時00分更新

 西東京バスは7月から、携帯電話およびスマホ専用の電源コンセントを搭載した『電源バス』の運行を開始した。『電源バス』は通常の路線バス車両に専用インバーターを追加搭載し、中扉後部の窓側座席に充電コンセントを8個(大型車両は12個)設置している。ユーザーはバス乗車中に無料で携帯電話およびスマホの充電が可能だ。なお、電力使用量の大きいノートPCなどは利用できない。

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 同社の路線バスにはすでに『au WiFi SPOT』が設置されており、auスマホユーザーはさらに快適に利用可能。『電源バス』には他のバスと識別するための専用ステッカーが貼られている。

  『電源バス』は今年11月までに計23台が導入される予定で、八王子市、あきる野市、日の出町、福生市などで路線を限定せず運行される。今後も毎年の車両更新に合わせて導入が進められる予定。

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 西東京バスの運行エリアは次の通り。

【東京都西部】八王子市、日野市、昭島市、福生市、羽村市、青梅市、あきる野市、日の出町、檜原村、奥多摩町
【山梨県】小菅村、丹波山村

 通勤や通学、客先への移動の際にバッテリーを充電しつつ移動できる『電源バス』はほかの運行会社にもぜひ導入してもらいたいアイデア。なお、ユーザーの利用が許可されていない店舗内のコンセントや、電車内の掃除用コンセントを無断で利用してのスマホ充電は盗電になるので厳禁だ。

■関連サイト
西東京バス

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